ニコニコで読む駄作小説

東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~ MISSION12 紅い悪魔は聖なるものに飢えている3

2016/05/17 04:24 投稿

コメント:1

  • タグ:
  • 東方
  • MAN_WITE_A_MISSION
  • 幻想入り
カミカゼとフランが鉢合わせをして数舜、先に開口したのはフランだった。

「狼男? 夜はまだだよ?」
(「゚Д゚)「「確カニ狼男ダガ、コノ姿ハ元カラサ」
「元から狼男なの? 変なの」
(「゚Д゚)「「ソンナニ変カ?」
「夏とか大変そう」
(「゚Д゚)「「確カニ夏ハ大変ダナ。 口ノ中ニ保冷材入レテ生活シテルシ」
「ほれいざいって何?」
(「゚Д゚)「「冷タサヲ持続サセル道具サ」
「冷たさを持続させるなんて不思議な道具ね」

 なぜか保冷材の話をしているが、掴みは上々の様だ。このまま好印象を維持したままファーストコンタクトを済ませたかったが、そうは問屋が卸さなかったようだ。先ほどまでフランが食い入るように見ていたテレビモニターから、ちょうど次の曲のタイトルコールが行われた。

『悪魔組曲作品666番ニ短調』

 そのタイトルコールが流れた瞬間、フランは勢いよく振り向くと、まるで子供が駄々を捏ねるように喚いた。

「ああああー! JACK THE RIPPERが終わっちゃったー! ギターソロ楽しみにしていたのにー!」

 突然さわぎだしたかと思ったのも束の間、いきなり静かになり、ゆっくりとこちらに振り向いた。

「許さない、決めた、あたしあなたで遊ぶ。 壊れるまであなたで遊ぶ」
(「゚Д゚)「「遊ブ? 何デ遊ブンダ? オ絵カキカ? 追イカケッコカ?」
「禁忌FIRE AFTER FIRE(レーヴァテイン)!」

 フランが何やら呪文を唱えたら、フランの身の丈を大きく上回る炎剣が姿を現した。それだけでも驚嘆することだが、そのままフランはその炎剣を横一文字に振りぬいた。部屋の一番奥にいた筈なのに、炎剣は反対側にまで届き部屋の扉を真っ二つに切り裂いた。周囲のレンガ造りの壁も、まるでレーザーで焼いたかのように横一直線の焼け跡が出来ていた。

(「゚Д゚)「「ア、危ネエ……」

 カミカゼは間一髪でかわしたが、フランの暴れっぷりに心底驚いていた。その様はまさにクレイジーサイコシスターだ。

「アハハッ、今のかわしたんだ、凄い凄い、じゃあこれはどうかな!」
(「゚Д゚)「「!? ナンダコノ光ル弾ハ!?」

 カミカゼが驚くのも無理はないだろう。鉛の弾幕は経験しても、光弾の弾幕なんてこれまで一度も見たことがない。精々流星群ぐらいだ。しかも赤や青、黄色に緑等々様々な色だ。命の危険がなかったら見とれていただろう。

(「゚Д゚)「「コレハヤバイ! 相手ニシテラレン!」

 回れ右をして全力で走り出した。こんなデンジャラスファンタジーな吸血鬼の相手などしてられない。それに上に行けばレミリアがいる。妹の躾は姉にしてもらおうという魂胆だ。

「逃げるの? どこまで持つかな?」
(「゚Д゚)「「ドコマデモ持ツゼ、競争トイコウカ、クレイジーサイコシスター、ア……」
「クレイジー? ……許さない、あたしはクレイジーなんかじゃないもん!」
(「゚Д゚)「「シマッタ、ツイ口ガ滑ッテシマッタ。スマナイ」
「逃げながら謝るな!!」

 確かに逃げながら謝るのは良くない。後でちゃんと謝っておこう、とカミカゼはそっとその思いを、弾幕をかわしながら胸にしまった。

「……フォーオブアカインド」

 何やらまた呪文? を呟いたようだ。今度は何が来るのか、ハラハラしながら振り向いてみると、なんとフランが四人に増えていた!

(「゚Д゚)「「!? モウツイテイケナイゼ! デモアレダロウ!? ドレカ一人ガ本物デ後ハ偽物ナンダロウ!?」
「それはどうかな?」
「全部本物だったりして」
「まだまだ物足りないよ、もっと遊ぼう!」
「フランだ! ぶっ殺してやる!」
(「゚Д゚)「「一人血ノ気ガ多スギルゼ!? マア、アイツハ偽物確定ダナ」

 弾幕の密度がえげつないことになっているが、何とかかわしながら上階を目指し、やっとこさエントランスまで抜けることができた。これまで幾度も弾幕をかわしながら来たせいか、ここまでに至る道中はまるで嵐でも来たかのようにボロボロである。レミリアが見たら卒倒ものかもしれない。
 そうこうしているうちに四方をフランに囲まれてしまった。

「アハッ、やっと捕まえた」
「もう逃がさないよ」
「壊れるまで遊んであげる」
「いつまでも壊し続けてあげる!」
(「゚Д゚)「「ジーザス、万事休スッテヤツダゼ、ドウシヨウカ」
「神槍EL・DORADO(スピア・ザ・グングニル)」

 この危機的状況をどう打破しようか逡巡したとき、呪文とともに、周囲に紅い光の矢が降り注ぎフランの分身がすべて消えた。

「そこまでよ、お遊びはおしまい。フラン、館の中を壊しすぎ、後で修理する咲夜達のことも考えなさい」
「……はーい」

 姉の介入で冷めたのか、つまらなさそうな生返事を返した。

「それとカミカゼ、周りを巻き込むな、後で館内の修理も手伝わせるから」
(「゚Д゚)「「!? マア、仕方ナイ……ノカナ?」
「ああ、そうだ、カミカゼ」
(「゚Д゚)「「ナンダ? マダ何カアルノカ?」
「ええそうよ、結果だけ言うわ、合格よ」
(「゚Д゚)「「?」

 何のことかはよくわからなかったが、そこまで怒ってはいない様だ。何はともあれ、館の修復をしなければいけなくなった。余計な仕事を増やしてしまったが、一宿一飯のお返しとでもしておこうか。そう考えて、どこからともなく現れた咲夜に指示を仰ぎながら作業に取り掛かった。


to be NEXT MISSION!!

コメント

デコイ二等兵 (著者)
No.1 (2016/05/17 04:32)
先月の16日で24歳になったのと、先週急性胃腸炎で寝込んだのと、いいんだか悪いんだかよくわからない日々を送っています。
何はともあれ、コメがなかったのはちょっと悲しかったけど、まあいいでしょう。おそらく書き方が悪かったんだ。
というわけで、フランはジェイル代官とゾット親分が好きだそうです。レミリアは次回にしときます。
そういえば変態仮面を見に行きました。いやー、笑った笑った。バットマンVSスーパーマンとキャップは見たし、次はデッドプールとゴジラだな。今年は豊作だ。後あれだ、X-MENとDrストレンジも見なきゃ。
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事