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MEGA-ほむのMAD制作日誌とか色々

バレンタインデーなぞよりもバレンタイン歩兵戦車を語ろう(1万字くらいで)

2013/02/14 19:51 投稿

コメント:9

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 あ、2月14日はバレンタインデーでしたね。

  まずはバレンタインデーについて私なりに語りたいと思います

 あと、 糞長いですので、(今更ながら気になって、文字カウントしたら10,000字以上ですご注意下さい。
      


バレンタインデーとは   

 

 そもそもバレンタインデーとは、我が国においては第二次産業大分類E:製造業に関しての内需拡大経済振興政策(以下、内需拡大政策)のことで、女性が意中の男性にチョコレートを配布する行為がその基幹となっている。戦後、高度経済成長に陰りが見え始め、かねてより国内の製造業の活性化として製造物の国内消費の急増の必要性が叫ばれていたが、民主主義国家として歩みを始めた我が国日本において、これを国民に対し強制し施行させることは不可能とされ、様々な代替策が模索され続けた。一時期、不要論の声も上がったが、バブル経済の崩壊がこの政策の必要性に拍車をかけた。
 
 結果、2月14日のバレンタインデーが西暦269年以降、西方教会において男女の愛を誓いを立てる日であることに着目し、時の内閣(厳密な内閣名は不明である)はこれに倣い、通商産業省(当時)主導のもと、全国民に対して昨今で言う「ステルス・マーケティング」を行ったとされる。
 女性が意中の男性にチョコレートを配布する行為がその恋愛確立可能性を高めるというある種のデマゴーグに近いキャンペーンを通産省(当時)監督のもと製造業者(主に製菓関係)が行った。 なぜチョコレートなのかという疑問に関しては、元連合国軍最高司令官総司令部 幕僚部 公衆衛生局の士官が「『ギブミーチョコレート』というくらい日本国民はチョコレートが好きだったよ。それに湯煎すれば加工も簡易に出来るし、発展の余地はありそうじゃないかね?衛生面でも優良だろう。」と通産省(当時)職員に語っていた経緯があるという意見が、その答えとされることが多い。
 
 施行当初、国民がこれに賛同しあまつさえ購買につながるか、との疑問や政策が不透明で確実性に欠けると野党の批判を受けた。が、蓋を開けてみるとこの政策は概ね成功した。当時の通商産業省事務次官がこれに関し、「結果的に内需拡大の起爆剤になったが、国民の思考力に皮肉にもいくつか不安の残る結果となり、いささか複雑な心境だ。まるで当人にとってその場のリアルが充実するならば、思考を放棄する特殊な人種が居るようだね」との言を残している。なお、下線部の文言がリークされてしまい野党側からバッシングを受け、本事務次官は罷免されてしまった。これについて後の「リア充」の発端ではないかと指摘する声も多い。現状、いわゆるこのリア充達が内需拡大政策に大いに加担し、内需拡大に寄与しているが当の本人らは全く気付いていない。これは筆者の私見だが、リア充は「リアルが良ければ何でもいい」という思考スタンスであり、これを見抜き、彼らの資本をものの見事に搾取し、結果国内経済政策発展の一助とした当時の内閣には相当の先見の明があると感嘆せざるを得ない。
 
 国民のなかには「お菓子会社の陰謀だ」と同政策を疑問視する意見も多いが、国家主導の経済政策であるとの真実に到達している国民は未だ少ない。そもそも、第二次産業大分類E:製造業に関しての内需拡大経済振興政策 という名称からして複雑な政策自体、国民は全く興味を示すことはなく、自然と「バレンタインデー」と置き換えられインプリントされていったのである。
 
 なお、類似した内需拡大政策としてクリスマスが存在する。これには既存の内需拡大政策と並行して日本国における合計特殊出生率の低下に悩んだ、厚生労働省が男女交際を活性化を企図し、結果、生殖活動の機会を増大させ個体数増加に繋げるキャンペーンとしてクリスマスが利用されたという見方も存在する。後者に関しては国民人口として機能しうる家族を有するに至るリア充の個体数が芳しくなく、およそ成功はせず、皮肉にもリア充の交際関係の活性が先走りしているのが現状だ。







 
 すんません。大嘘です。(多分)
 本記事の人物・組織・団体・法律はすべて架空のものであり現実のものとは一切関係がありません。



 一応、私のバレンタインデーの想いなんですが、思い出ではないですね。思い出なんてないですね。なんかお題には、ある対象への愛の告白でもいい、とありますね。

 
 バレンタイン歩兵戦車 
    この戦車への愛を語りましょうか。

 
 戦車はイギリスで産まれました。ドイツの発明品じゃありません。イギリスのオリジナルです。しばし遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です。

 戦車をはじめて実戦に投入したのはイギリスです。教科書にも写真付きで載っている、菱型戦車マークⅠです。タンク(Tank)という言葉は情報秘匿のために戦車を呼称する際、「容器としてのタンク」という意味合いでタンクと読んでいましたが、これがそのまま戦車を意味する単語になりました。ですので、よく映画で「タンクを破壊した」と一言だけ呟かれると、戦車なのか燃料タンクなのか分からず、翻訳家は苦労しそうな一面がありそうですね。向こうの人もどっちなのか分からないんじゃないでしょうか。

 長引く第一次世界大戦の塹壕戦。ここで、戦車の登場です。機関銃が防げて相手の陣地を突破できる兵器をイギリスは考えました。これのお陰で塹壕戦に文字通り突破口が見えたわけです。もちろん諸外国も次々に戦車を開発するわけですが、長引くのでカット。

 歩兵戦車と巡航戦車

 イギリスは当時2種類の戦車を運用していました。歩兵戦車と巡航戦車です。歩兵戦車は重装甲で頑丈。歩兵に追随して支援してあげる、でも走るのは苦手な優しい戦車です。巡航戦車は快速で機動性抜群、スイスイ動くかっこいい戦車です。当時の技術では両方を優先出来ないので2種類に分けて開発することになりました。

 バレンタイン歩兵戦車は歩兵戦車になります。その速度最高なんと時速15㌔!!!どんだけ暴走しても生活道路の許容速度内の優しさ。不整地だと時速8㌔、フルマラソン走る間にスター・ウォーズ旧三部作が見れそうですね。ちなみに、アニメ「ガールズ&パンツァー(以下ガルパン)」に登場する歩兵戦車はチャーチルⅦマチルダⅡ、共に最高速度は時速24㌔。歩兵戦車だけにしないと速度が合わないからか、巡航戦車クルセーダーは学園でお留守番してました。アニメ版の歩兵戦車があの速度をだせるのだからクルセーダーなら首都高バトルができるかもしれません。

 なにこれかわいいバレンタイン歩兵戦車

 バレンタイン歩兵戦車のコンセプトは新規開発せずに既存の戦車モデルで開発可能、既存の歩兵戦車より軽量小型である、生産性を高めることなどが要求されました。そこでA10巡航戦車をベースに多くの機構を詰め込んだ小型砲塔(2名)を設置する案が提案されました。小顔美人です。それなに下半身はムチムチです。アンバランス萌えです。いくらなんでも砲塔が小さすぎると、独特な萌えデザイン実用性を疑問視したイギリス陸軍ですが、1939年に結局計画を承認。何度も図面を見ている内に「なにこれかわいい」と気づいたんでしょうか。

 バレンタイン歩兵戦車は歩兵戦車3代目。初代はマチルダ、2代目はマチルダⅡ、4代目がチャーチル。5代目には1944年後期にブラックプリンスという、この時期ならば中二精神直撃のネーミングで、超カッコイイ、超頑丈で、超強い、けど超遅い歩兵戦車が配備される予定でしたが、この時期になると技術躍進もあいまり、「もう歩兵戦車要らなくね?巡航戦車を主力戦車に移行、でよくね?」と今更すぎる事に気づいたイギリス軍はこの子の生産を中止しちゃいます。

 初代は実質、WW1の延長線上の戦車なので、WW2では活躍しませんでしたが(武器が機関銃だけなので、踏み潰して防御陣地を破壊していたらしい。我々の業界ではご褒美です。)2代目マチルダⅡはあまりに遅いが、あまりに頑丈なので初期電撃戦でドイツ軍を悩ませ、アフリカ戦線でも大活躍。4代目チャーチルはもう火炎放射タイプ、地雷撤去タイプ、対防禦陣地臼砲タイプ、 架橋タイプともうガン○ムのMS並に活躍しました。

 こんなのひどいよ。あんまりだよ、バレンタイン歩兵戦車

 なのに、3代目バレンタインちゃんは、「ぶっちゃけ開発しなくていいけど、そういやダンケルクで酷いことになったし、やっぱ戦車居るよね。」と言った感じで、結果的に、既存の巡航戦車のあまりモノで開発された歩兵戦車なんです。コンセプトは前述の通りとにかく大量生産。アフリカ戦線ではもちろん活躍するんですが、有名なロンメル元帥はマチルダⅡに萌えてしまい興味を示し、「歩兵戦車なのに歩兵に撃つ榴弾が何故無いんだ。そこが萌えなのか。」とコメント。結果、同じく2㍀砲を搭載していたのに何故かバレンタイン歩兵戦車は空気と化してしまいました。ちなみに、量産性確保のため最大装甲厚は60ミリ程度と歩兵戦車でも柔らかくされたので、マチルダⅡみたく嫌がられませんでした。しかも、マチルダⅡより遅いし。

 
 ちなみに陸戦条約では「歩兵を狙って戦車砲撃っては駄目ですよ(ダイレクトアタック禁止)」的なことが書かれているらしいんですが、歩兵が居るかもしれない場所に撃つのは問題ないらしいです。でも、歩兵戦車の2㍀砲に榴弾は無いのです。実は徹甲弾のほかに円弾(ラウンドショット)が存在していて、歩兵が来たら手前の地面撃って砲弾を転がすんでしょうかね。大砲が実用化され運用され始めた時代(17世紀前後)はいかに砲弾をコロコロ転がして、敵を倒すかが重要でした。雨が降ると不発はもちろん、砲弾がめり込んじゃうので苦労したらしい。余談ですが、イギリスは14世紀に野戦で大砲を運用したとの文献もあります。(1346年クレシーの戦い)撃って驚かすのが目的らしい。火薬自体は既にありましたが、大砲を野戦で使っちゃうなんて時代を先取りするのが好きですね。

 なお、イギリス戦車は口径ではなく重量を示すポンドを使っています。17世紀だと口径数の規格化は困難ですので重さ何㍀の砲弾を撃つ事ができる大砲として規格を作りました。6㍀砲や24㍀砲などです。でもなぜ20世紀の戦車に㍀を使うのか、大英帝国海軍や空軍では口径数は㍉や㌢使ってたんですが、何故が戦車や野砲は㍀、歴史を重んずる英国面の一面なのか・・・


 バレンタイン歩兵戦車が可哀想なのがその時期。連合軍で大量生産という戦車にはM4シャーマンが居ます。この子はアメリカ製なのでイギリス陸軍のバレンタイン歩兵戦車の量産性というアピールポイント(萌えポイント)を脅かすことはないと当初考えられていましたが、レンドリース法という、武器貸しちゃうよという企画が通っちゃったので、このM4がイギリス軍にもやってくることに。オマケにこの子、榴弾も撃てる、装甲厚も十分、速度も出せる、しかも自動車会社でも作れる簡単設計(ゆとり仕様)で一杯作れるという万能チート戦車。当時の戦車としては普通だったんですがイギリスにとっては革命的、というかチャーチル以外の歩兵戦車すべてのキャラが食われるという、バトルアクションアニメで出したら、間違いなく主要キャラ数名が死亡エンドか失踪、旅立つクラス(だって不要ですし)のシロモノ。マチルダⅡは十分活躍したし、チャーチルはごついので発展性十分でキャラも立つ。(名前が時の首相だから退場させれないし。※「ジョジョの奇妙な冒険」でジョースター一家の戸籍消すクラス)
 
いらない子など居ない。英国紳士の胆力に救われたバレンタイン歩兵戦車



 現状、バレンタイン歩兵戦車は・・・完全にいらない子扱い。これでは、「あんたなんか、産むんじゃなかった」と突き放されてしまう・・・。と心配するのはまだ英国面が薄い証拠。全てに愛を注ぐイギリス紳士は完全にいらない子扱いでも愛を注ぎました。2㍀砲が火力不足なら6㍀砲を、エンジンも強化してあげよう、機関銃も新しくしちゃおうなどと、最終的には、なんととマークⅪ(11)まで派生型を作ってしまった。メリケンなら生産ラインを廃止して余剰を主力生産ラインに傾注するところを、11種類も作ってしまうイギリス人。もう実戦では使わないのに。(指揮者両として使ったらしいです)というか、この国、もう歩兵戦車不要論が確立したのに、5代目歩兵戦車ブラックプリンスも9両は最後まで作って、しかも大切に博物館に展示してます。イギリスの博物館に行くと「イギリス戦車はイニシャルが[C]で始まるモノが多いんだよ!博物館を回って書き込んでみよう」大小問わず子どもたちが大喜びするワークブックとかあってかなり面白いです。むこうは反戦論とか、割かし適当(というかイングランドは建国以来、ほぼ毎世紀対外戦争やってる国なので、どの戦争から反戦論展開するのかよくわからないんじゃないですかね...) ですので、交通博物館や自然史博物館と同じ中立的な感じです。普通に兵器観て楽しめます。

 ちなみに、ソ連軍がこの戦車を結構気に入り3,300両以上を嫁に迎えました採用しました。遅い以外は、数を揃える事ができる、信頼性が十分(ここ赤軍的に超重要)後続シリーズは火力も十分なのでかなり可愛がったようです。イギリスは技術立国でもある(変態とかキモかわいい、要らん技術なイメージはあるが)ので戦車の質は十分でした。育ちのいい優しい子なのです。地味だけど。
 
 ところが、まだバレンタイン歩兵戦車には活躍の場所が残っていたのです。そう、究極最強の優しい戦車が存在する世界はまだあったのです。何を隠そう、それこそが太平洋戦線。そこには史上最強の萌えを具現化させた戦車、チハたん(九七式中戦車)が存在していました。チハたん。これだけで大百科があるくらいの愛される子。
 バレンタイン戦車の性能は速度以外全てチハたんに当然、勝っていました。後続シリーズはならば、より強力な一式中戦車、さらに能力を全面向上した新型の三式中戦車相手でも速度意外は互角以上に戦えます。(てか、西部戦線で通用しなくなったのに、太平洋戦線で通用するって、帝國陸軍カワイソス)まぁ、速度に関しては重量188㌧のマウス超重戦車よりも遅い(不整地・時速13㌔)ですから、どうしようもない。遅さでは最強クラス。それならば、十分使えると判断され太平洋戦線へ送られます。なんか、番長決め込んでた厨房が転校生にフルボッコされて、腹いせに小学校低学年の登校路を荒らしに行くようでかっこわるいですが。

 残念ながらチハたんらと戦った記録はあやふやです・・・。末期の大変な時期だったし、多分、ちょっと調べるくらいじゃ、わからないかもしれません。まぁvsティーガーとか、vsスターリン戦車の方が燃えるから色々と記録も残しますよね。「大晦日最強王者決定戦【バレンタイン歩兵戦車vs九七式中戦車】今年最後の咆哮を目に焼き付けろ!」なんて番組編成したら、スポンサー総撤退されますよね、誰得ですよね。僕は燃えますが。

 ひたすら地味だぞバレンタイン歩兵戦車

 性能で言えば、必要十分に優れていたバレンタイン歩兵戦車。デザインも十分可愛いバレンタイン歩兵戦車。生産数もそこそこ多いバレンタイン歩兵戦車。なのに、ひたすら地味なバレンタイン歩兵戦車。な、何故なんだ。あれか、名前か・・・。バレンタインって聞いたらチョコレートだもんな。シャーマン、チャーチル、チハ、タイガーつったら、そんな詳しくなくても戦車かなぁって分かりそうだもんな。(最後のは球団とか魔法瓶が出そうですが)おのれリア充め

 むしろ、性能がそこそこ優秀で、そこそこ生産されて、そこそこ安定した戦局で運用され始めたから、あまり注目する人物が居なかったのか。全てが平凡過ぎたのか・・・。あまりにもマニアックな戦車は秋山殿のメガネにかなって人気出るし。ロンメル元帥もマチルダⅡにゾッコンだし。

 アニメ版「Fate/Stay night」の間桐桜ポジか。「らき☆すた」でいう高良みゆきポジか、「モーレツ宇宙海賊」でいうウルスラ・アブラモフポジか。映画「ロード・オブ・ザ・リング」でいうファラミアポジか。映画「スターウォーズ」でいうウェッジ・アンティリーズポジか、映画「ゴジラ」のアンギラスポジか・・・一杯居ますね、数えだしたらキリがない、何故か地味になる子って。

 戦艦でも居ますよね。姉妹の1人は波動砲もらって宇宙に旅立ったり、神様はじめましたな女学生に召喚されて電探に座って貰ったり、パンツアニメ2期で魔改造されて空飛んだり、イージス艦と時代を越えたバトルを繰り広げたり、独立国家になる潜水艦の名前に選ばれたり、スターウォーズと対をなす米SFドラマの金字塔にも名前出たり・・・なのに、自分はシブヤン海っていう場所でひたすら出番を待っている子。
 ラッキーな戦艦なら、某最萌トーナメント1,2位を争う情報統合思念体の対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースと名前が同じで、知名度が一気に上がった艦。戦中は聯合艦隊総旗艦で当然の知名度だけど、戦後は何故か地味になってましたが。
 
 ガルパンでも未登場だし、登場人物で好きな戦車は「バレンタイン歩兵戦車」って答えた子居たかな?探さねば。コンバットチョロQでは登場してましたね。覚えてます、まだまだ未熟な私は、なにこのスイーツ()な戦車と斜に構えていましたが。

 派生型が英国面全力だぞバレンタイン歩兵戦車

 
戦車には派生型というものがあります。大抵、車体はそのままで各種自走砲化されたりする事が多いです。チハたんに海軍の12糎(㌢)高射砲を載っける案もありました。とんでもない化け物に変わることも。バレンタイン歩兵戦車にもこういった派生型があります。3種類ですが、うちインパクトのある2車種を紹介。

 一つはビショップ自走砲。プリースト自走砲は聖職者を意味しますが、ビショップも聖職者の「僧正」。キリスト教世界はサーチ・アンド・デストロイなんですかね。(プリーストの由来は説教台に似てるからですが)
 これは、小顔美人なバレンタイン歩兵戦車にQF25㍀砲(87.6㍉)を載っけて完全にロマンキャラ化した車両です。小顔美人から巨乳キャラになりました。またはSDデフォルメ萌えキャラ。この手の戦車はTHE・ロマン=152㍉砲を搭載したKV-2が有名ですが、元が小さいバレンタイン歩兵戦車に25㍀砲を搭載するとあら不思議。なんと、ブリティッシュ・ギガントの出来上がり。見た目もロマン抜群です。それでいて、サイズは小さいので、萌えにも十分耐えうる自走砲。もちろん歩兵支援ならお手の物。

 もう一つはアーチャー自走砲。弓兵を意味します。こいつは英国面の百科事典に載るくらいユニークな子です。QF17㍀対戦車砲を搭載したモデルで、戦車キラー・シャーマンファイアフライと同種の砲を有しています。それだけ言うと普通の優良児なんですが、なんとこの子、操縦席が車体後部に位置し、火砲とは逆の向きを向いています。おしりから撃つんです、この子。小さなバレンタイン歩兵戦車に無理矢理17㍀砲を載せようとした結果、砲が進行方向逆向きになることに。流石に無理があるかとおもいきや、撃ったらそのまますぐ動けるという意外な利点が判明。発砲すると砲が操縦席まで後退するので行進間射撃はキツイですが、ガルパンキャラのサイズならやれるかも。「回る砲塔が欲しい!」とお悩みのア・ナ・タ、チャンスですよ。
 

 バレンタイン歩兵戦車デーを作るべき

 
  知れば知るほど面白いですね、バレンタイン歩兵戦車。ちなみに、チョコなんかより、男子は戦車大好きなんで1/35のバレンタイン歩兵戦車とビショップ自走砲とアーチャー自走砲を、女子の皆さんはプレゼントしてみて下さい、恋愛はきっと叶うとおもいます(確約)。プラモも製造業ですし、第二次産業大分類E:製造業に関しての内需拡大経済振興政策に合致してますし。

 振り返れば、私のバレンタインデーの思い出はまさにバレンタイン歩兵戦車そのものだったのか、これも運命やな。


 コラム:WW1の戦車って教科書に載るほどスゴイの?


 第一次世界大戦では基本的に両軍が塹壕掘って、機関銃設置して防御陣地を構築しまくるのがスタンス(私はRTSでこれやるの大好きです)でしたが、これでは勝敗は決しませんね。格ゲーでいうと両プレイヤーがいわゆる「待ちガイル」状態で制限時間が切れまくり、勝敗を決めるのに、延々ゲーセンの筐体に100円をぶっこみ続ける状態です。これでは財布がつきて帰りの電車賃やらまで無くなりますね。

 実際、戦争は戦艦や戦車といった兵器よりも兵士のメシ代でカネ掛かるので、延々塹壕戦やられるとまずいんです。そこで火砲やら歩兵で一点集中ゴリ押して消耗させて出血させたる、と時のドイツ軍参謀のファルケンハインさんはヴェルダンでフランス軍相手に頑張るわけですが、結局両方ボロボロになりました。時代がもう200年前なら決着しそうなんですが、銃剣で突っつくエンド。この時代は軍事技術が発展しすぎて、ちょっと攻めたらエライことになります。

 塹壕相手とか今の米空軍でも嫌がるレベルの相手で、当時の砲兵力やら航空兵力ではいかんともしがたいのが現状。歩兵を突っ込ませては機銃掃射され撤退の繰り返し。戦争なのでテクニカルKOとかで終われません。さっきの延々格ゲーならば、金持ちなら最後まで100円ぶっこめるので相手の金欠に期待するしかありません。カネの無い相手は仕方なく負けを認めます、もう使う100円無いから。(想像したらすげぇシチュだな、これは。決着は格ゲーで付けようぜ、ってこれお互いやったら凄まじい画になるな・・・)

 そこで戦車です。
 機銃掃射に耐える戦力が塹壕を超えればいい⇛今までは数に物を言わせて突っ込ませていたが、機銃弾に耐える兵士が居ればもっといい⇛そんな兵士は居ないなぁ⇛そもそも機銃や防御陣地を無効化できたら、普通に歩兵使えるんじゃね?⇛装甲車はどうか⇛それでは塹壕を超えられないし、機銃陣地を壊す武器は積めない⇛なら塹壕を超える装甲車が大砲を備えれば・・・・・・⇛デュフフフフフフ...(あの時ここ)

当時、大砲は歩兵やら陣地を遠距離から攻撃するため、直射で何らかの目標を攻撃する砲というのは、意外に少なかったんですね。さらに観たことのない戦車の登場。「なんぞあれ・・・」と相手は思考を停止します。本能です、仕方ない。(マンガ・アニメ「ハイスクールオブザデッド」をご存知の方は『やつら(ゾンビ)』が来た時のキャラクターの反応を思い出して下さい。あとはゲーム「デッドスペース」のネクロモーフに襲われる軍人さんとか)

 映画「インディペンデンス・デイ」のUFOをボーっと見る感じ、映画では、とりあえずヤバイと中盤、ミサイルとかで攻撃しますが、シールドで防がれる。WW1でも機銃を撃ちこみますが弾かれる、大砲を準備する時間はない。映画なら、対抗手段を人類が編み出しますが、実戦ではその間に戦術的な決着が付きます。そして戦争行為そのものを有利に展開し、これを終結させるチャンスを手にします。

 ぶっちゃけ、マークⅠの性能はショボイです。「戦車を知っていて、対抗手段が一つでもあれば」一瞬で撃破されます。でも、その知識が当時の相手国(ドイツ軍)には一切無いので、パニックが起きて大変なことに。実は、目的通り塹壕を突破したのは、わずか60両中9両(ほとんどトラブル動けなくなったり、砲弾孔に引っ掛かるなど)イギリス軍が狙ったのかわかりませんが、心理的なショックが最大の兵器となったのです。
 
 数年もしないうち、フランス軍がルノー FT-17軽戦車を開発し、そのデザインは現在に至るまで踏襲され続けます。マークⅠのデザインはすぐにオワコン化しました。一発芸人的なキャラなので。
 ガルパンで西住殿の実家の屏風に描かれており、西住流超スゲぇ的な威圧感たっぷりの演出で登場しますが、その実「とりあえず、面倒くさい塹壕戦がちょっとでも何とかなればいいや。相手びっくりして何も出来ないよ。あとは何とかなるよ」がこの子の本質なので、あの屏風は威圧ではなくむしろ来客をねぎらい、癒しのヒーリング効果を期待しているので、リラックスして観て下さい。その健気なデザインに萌えるはずです。

 #0214nico


コメント

白熊のぬいぐるみ
No.7 (2013/02/15 04:50)
何かと影の薄いWW2のイギリス戦車の中でも影の薄い車両を詳しくありがとう
時にガルパン放送してから充実した各戦車の大百科の編集してたりします?
勘違いしてたらすいません
MEGA-ほむ(旧アカウント) (著者)
No.8 (2013/02/15 05:06)
>>7

 長文にお付き合いさせて恐縮です。そもそもブロマガで戦車を語ること自体、稀有なものだったのでつい。

私は大百科の編集をしておりません。物を書くは好きですから、ブログなどでは延々と語ることはありますが大百科には手を付けてはいませんよ。
二等軍曹
No.9 (2013/02/15 20:31)
さすがは英国紳士だなぁ 個人的にはドイツ戦車がs(ry
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