ニコニコチャンネルメニュー

ブロマガ - ニコニコチャンネル

MASAの部屋

COME TASTE THE BAND

2015/02/01 18:40 投稿

コメント:4

  • タグ:
  • 音楽
  • 洋楽
  • 公式
  • HR/HM
  • DEEP_PURPLE
  • デイヴィッド・カヴァディール
  • グレン・ヒューズ
  • トミー・ボーリン
  • ジョン・ロード
  • イアン・ペイス

この前のブート紹介で「本当にどうしようもなかった時代」のグレンを紹介し
彼を好きなあまりそして公平に書く手前かなりボロクソに罵ってしまいました。
なので罪滅ぼし(?)代わりと言っては何ですがこれから3作続けて
公式紹介シリーズは題して「グレンを救え!」シリーズにしようかなと思いますw
まずはサバス以前、パープル在籍時におけるグレンの最高傑作を紹介したいと思います。

DEEP PURPLE / COME TASTE THE BAND


購入場所:地元のブックオフ

購入金額:1300円

第4期DEEP PURPLEの唯一にして解散前最後の公式アルバムです。
リッチー・ブラックモア脱退により新たにトミー・ボーリンが加入して作られた傑作です。
因みに私が入手したのは紙ジャケケット仕様の物です。

今作の収録内容は以下の通り。
赤字はアルバム音源あり
青字はライブ音源あり。

1. Comin' Home
2. Lady Luck
3. Gettin' Tighter
4. Dealer
5. I Need Love
6. Drifter
7. Love Child
8. This Time Around~Owed to 'G'
9. You Keep On Moving

リッチーファンからは蛇蝎の如く嫌われ、リッチーファン以外のパープルファンからは

 「パープルの名前で出さなければ時代に名を遺した大傑作」

と正反対の評価を受けるアルバムです。
言うまでもなく様式美HRを地で行くリッチーが脱退し、代わりにファンク・ジャズの
音楽性を持つトミー・ボーリンと同じくファンク路線が大好きなグレン・ヒューズ、
ソウル路線を好んでいたデイビッド・カヴァディールにより作られた事で
ソウルとファンクテイストに溢れる作品となりました。

Comin' Home


ボーリンの伸び伸びとしたギターにロードとペイスが重厚なバックで援護し
カヴァディールとグレンの声が響き渡る従来のパープルにはない明るい解放感、
泥臭いながらも実に良く練り込まれた作品がこれでもかと続きます。

Drifter


ジョン・ロードも後年に「ディープ・パープルを名乗るべきではなかった」
回顧していますが、逆説的にいえばパープルを名乗ってしまったからこそリッチーの作品と
比較され不当な低評価に甘んじてしまう事になったのであって、名前こそ違ければ
このアルバムは「傑作中の大傑作」と評価された事は間違いないと私は思っています。

グレンは今作ではベースもさる事ながらヴォーカルにも盛んに挑戦しており、
Gettin' Tighter、This Time Around、You Keep On Movingの3曲で
リードボーカルを務めて存在感を見せつけています。
元々3期パープルの最大の売りは「デビカヴァとグレンの織りなすツインハーモニー」
であり、その魅力が遺憾なく発揮されているアルバムでもあります。
この3曲はグレンのキャリアの中でも最高傑作なのでは?と思えるほどの
出来映えでありYou Keep On Movingはグレンとロードが2009年に共演した際に、
This Time Aroundと一緒にジョン・ロードの追悼公演でも演奏されている程です。
これら3曲はグレンが90年代に開始したソロ活動で今も歌われて続けています。

グレンとロード共演時のYou Keep On Moving

ジョン・ロードの追悼公演の時のYou Keep On Moving


言わずもがなファンクとソウルにジャズの要素までを取り入れた大傑作アルバムですが
残念ながらこのアルバムは中身以上の正当な評価を受けていないという事実があります。
その理由の大半が「リッチーがいないパープルはパープルじゃない」という単なる
聴かず嫌いの戯言に過ぎませんが、その一方でバンドが75年に来日した際の酷い演奏が
ネックになっているのもまた事実であります。

とりあえず前者はほっといて(笑)、後者の理由で聴かれてない方には
是非上の動画を見てアルバムも聴いて欲しいです。それ位素晴らしいです。

次回はグレンがサバス加入した頃と同時期に参加した音源を紹介したいと思います。

コメント

白猿 (著者)
No.2 (2015/02/02 20:01)
花園カオルさん、コメントありがとうございます。
今のデビカヴァがこれを再現したら…もはや事故になりそうですねw
もし再現の可能性があるとすればジョンの追悼コンサートみたいに
ペイス&グレンが良いですね。
ジョンの発言はある意味一面の真実をついているかなという思いもあります。
それでもグレンと共演した時に第3期の曲ではなくこのアルバムの曲を
演奏したことからも彼はこの作品を愛しているんだな~って感じました。
でゅら〜
No.3 (2015/02/08 12:38)
 曲単位で聴くと「パープルじゃないわー」ってなるけど、アルバム通して聴けば、そういえなくもないって感じ。
 このどっちとも取れる感が評価の別れる所以なのかな。
白猿 (著者)
No.4 (2015/02/08 13:02)
でゅら~さん、コメントありがとうございます。
パープルのアルバムの特徴といえば1枚のアルバムの中に
優れた曲もあればそうでない曲も入った言わば濃淡が
はっきりしているのが特徴なのですが、このアルバムに関しては殆どが
優れた曲ばかりとあってそういう意味でも異色のアルバムと言えるかと思います。
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事