MASAの部屋

Monsters Of Rock Complete On Air

2014/03/09 21:21 投稿

コメント:6

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さて今回は私が今現在所有しているブートのオマケ物の中で最も素晴らしく、
ボリュームが溢れた一品であり、1994年のサバス、それもオリジナル・ドラマーの
ビル・ワードが一時復帰したライブという話題性にも資料性にも、
娯楽性にも優れた一品を紹介したいと思います。

BLACK SABBATH / Monsters Of Rock Complete On Air



購入場所:新宿

購入金額:0円(オマケDVD-R)

「Monsters Of Rock 1994」南米ツアー全3公演に当たる

・1994
年8月27日のサンパウロ公演、

・1994年9月1日のサンティアゴ公演、

・1994
年9月3日のブエノスアイレス公演

のブラックサバス出演部分をそれぞれプロショット映像で収録した物です。
3日間のツアーの内全ての公演に出演したのはヘッドライナーのKISSとサバス、
それに若き日のスレイヤーのみで後は流動的な参加になっています。
KISSは当時オリジナル再結成直前の人気的には今一つの時期だったのにも関わらず
サバスは前座に甘んじており、当時のサバスのHR/HM界における政治的地位が伺えます。
(因みに当時のKISSのドラマーは1985~86年時のメンバーであったエリック・シンガーで
この時アイオミと再会した事をインタビューでも述べています。また、セットが派手で時間のかかるKISSに配慮してか既にサバスのステージにあの「KISS」のロゴが飾られており、
時々見えてしまいます(笑)I Withnessで確認できます)

今作の収録内容は以下の通り。赤字はニコニコに動画UP

8月27日、サンパウロ公演

1.Time Machine
2.Children of the Sea
3.Black Sabbath
4.War Pigs
5.Guitar Solo
6.Paranoid
7.Headless Cross
8.Iron Man
9.Sabbath Bloody Sabbath

9月1日、サンティアゴ公演

1.Supertzer
2.Time Machine
3.Children of the Grave
4.Children of the Sea
5.I Witness
6.Into the Void
7.Black Sabbath
8.Neon Knights
9.War Pigs
10.The Wizard
11.Cross of Thorns
12.Symptom of the Universe
13.Drum Solo
14.Headless Cross
15.Guitar Solo
16.Paranoid
17.Iron Man
18.Sabbath Bloody Sabbath

9月3日、ブエノスアイレス公演

1. Supertzer
2. Children Of The Grave
3. Children Of The Sea
4. Into The Void
5. Black Sabbath
6. Neon Knights
7. War Pigs
8. The Wizard
9. Symptom Of The Universe
10. Headless Cross
11. Paranoid

残念ながらTV収録に加えてヘッドライナーではない為か、1日目と3日目は不完全な収録
なっており1日目は中盤の曲がごっそり、3日目はアンコール2曲がカットされています。
セットリストを見ると1日目は殆ど2日目と同一ながらもInto the Void の代わりに
The Mob Rulesが歌われていたそうです。

初日はまだ自分が脱退した後の曲に慣れていなかったビルもあって
(在籍時の曲もダメダメだけど)試運転的なプレイが目立ちます。
特にコージーの冒頭のソロから始まるな力強いプレイが特徴的な「Headless Cross」では

精一杯ただリズムをキープしているデブ

になってしまっておりもはや放送事故と形容するのが相応しい惨事となっています…
この頃声が酷い状態になっていたマーティンの調子も今一つであり、
出演バンドもAngraを含め最多の8バンドが出演している事もあってか
3日間で最も少ない9曲の収録となっています。

Paranoid


2日目は出演バンドが4つしかいなかった為か、唯一3日間の中で全曲が収録されています。
2日目の特徴としたはそれ以外にもI WitnessやCross of Thorns がセット入りし、
無謀にもビルは果敢にそれらの曲に挑んで叩いています(笑)

Time Machine


I Withness ギーザーのベースの御蔭でリズムが保たれている。


結果は言わずもがなで悲惨な結果になっています。
前日カットされたSymptom of the Universe ではドラム・ソロを披露していますが、
持ち時間は1分30秒とウルトラマンの活動時間の半分にも満たず、
プレイもシンバルとタムの連打と言うテクニックにも減ったくれもないプレイで
逆に見ていると悲しくなってくるサバスファンは私だけではない筈ですww

Drum Solo

Neon Knights マーティンもビルも全盛期であれば全然違った評価を受けていただけに
互いのコンディションが最悪な時に共演したのは不運としか言いようがありません。


最終日は前2日間のビルの悲惨なプレイにアイオミもギーザーも

  「こりゃセットリスト変えなきゃダメだ~」

とでも思ったのか、新曲が殆ど排除されオジー&ロニー時代の
ビル在籍時の曲で構成されています。流石に3日目とあって慣れたのか、勘を思い出したのか定かではありませんが、ビルのプレイも3日間の中では一番マトモになっています。

曲的にもオジー期の曲が増えた為かへヴィネス且つオカルトらしさが際立っており、
喉の不調によりロニー期の曲が悲惨だったマーティンもオジー期の曲は
中低音でも歌える事もあり意外とパワフルに歌っています。

このあとギーザーはサバスのトリビュートアルバムを巡る奥さんとサバスのマネージメントとのトラブルを契機に再度サバスを脱退し、ボビーは本人はやる気はあったものの、
マネージメントのゴタゴタが原因で哀れ脱退と言うハメとなってしまいました。

リズム隊が脱退した為、アイオミは「TYR」期のメンバーであるニールとコージーを呼び戻し
新作制作に取り掛かります。次回は90年代サバス最後の作品にして問題作である「Forbidden」ツアー時の音源を紹介したいと思います。

コメント

白猿 (著者)
No.4 (2014/03/10 00:12)
oyajikickさん、コメントありがとうございます。
「彼ら二人には先頭の特等席を用意するつもりだ。」
…この発言、額面どおりの意味では無く、
「エースとピーターがドタキャンしたらすぐに来てもらう」という意味が含まれています。
特に遅刻癖と薬物常用のあったエースは深刻で、現ギターの
トミーがいつ何が起こってても大丈夫な様にフルメイクでスタンバっていたのは有名ですね。
その為、脱退した2人には「予備役」と給与が支払われてもいました。
今のマーティンは「もうサバスは懲り懲りだ」と述べていますが、
もしロックの殿堂にサバスが選ばれておらず、オジーやロニーが式に参加しなかったら
恐らく真っ先に呼ばれてたでしょうね(笑)
oyajikick
No.5 (2014/03/10 02:53)
あ、特等席にはそんな意味もあったんですね。
そうでないと単なる嫌がらせじゃないかとw
でも両バンド、オリジナル・メンバーとは甘美に
聞こえるんですかね?もうすでに現在両方とも
完全オリジナルじゃないんですがw
Sabbathにもかつてスタンバイの方(Vアピスさん)いましたし
そういう面で共通点(故人もいたりして)多いですね。


白猿 (著者)
No.7 (2014/03/12 00:16)
oyajikickさん、コメントありがとうございます。
よく、ファンの中には「オリジナル・メンバーが最高、現メンバーは最低」
と言った一方的な上から目線の論調で語る人がいますが、
この時のビルの様子を見れば、必ずしもオリジナルメンバー=最高とは
限らないというのが実証されますね(笑)
KISSしかりガンズ然りオリジナルメンバーがいなければ、確かに
バンドが成功する事はなかったと思いますが、
それがオリジナル再結成=最高とは結びつかないのだと思います。
現に今のサバスにビルがいたらこのレベルのライブすら出来たか甚だ疑問です(笑)
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