MASAの部屋

Soulfully Moving

2013/10/31 23:09 投稿

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仕事が忙しくて更新が滞りがちでスミマセン。
さて、私の大好きなディープ・パープルとブラック・サバスの2つのバンドに在籍した
メンバーは3人います。1人はこの前大々的に特集したイアン・ギラン、
2人目はドン・エイリー(彼の場合サバスはアルバムのみの参加だった為ゲスト・スタジオミュージシャンと言う方が正しいかもしれない)です。
そして3人目がこの人、グレン・ヒューズです。

しかし、パープル時代から常習となっていたドラッグ中毒の為、サバス時代は”暗黒期”と
自他ともに認める悲惨な時期でした。そんな彼がドラッグから手を切って復帰した
94年から現在まで続けているソロ活動のブートを紹介したいと思います。

Glenn Hughes / Soulfully Moving


購入場所:新宿

購入金額:900円

「Soul Mover Tour」の2005年3月3日のドイツ・ハノーヴァー公演を
AUD録音で収録した物です。少し無音部分でのヒスノイズが目立ちますが、
彼のハイトーン・ヴォイスの前では殆ど気になりません(笑)

本作の収録内容は以下の通り。赤字はニコニコに音源あり。

1.SE
2.Soul Mover ←ココ注目
3.Orion ←ココ注目
4.Land Of The Livin'
5.Mistreated ←ココ注目
6.Can't Stop The Flood
7.Let It Go
8.High Road
9.Medusa
10.Menber Introduction
11.Don't Let Me Bleed
12.Wherever You Go
13.Sphinx~Seventh Star ←ココ注目
14.Burn ←ココ注目

さて上でも書いたようにこの時は新作「Soul Mover」を引っさげてのツアー中であり、
レッド・ホット・チリペッパーズのチャド・スミスと共演した彼はこの作品を
大変気に入っており、アルバムの中から何と6曲もセット入りさせています。
その為普段のソロで演奏されているパープル、トラピーズ等のHR系のクラシック・ナンバーがセット落ちしており、この辺がファンによっては賛否両論になるかも知れません。
「Soul Mover」の収録曲に関しては彼の持つ泥臭いファンクな一面が全面的に出ており、
少なくても私はHR/HMではない彼の一面が見れて好意的に受け止められました。

ライブ前半の見どころは何と言っても5のMistreatedであり、オリジナルVerではデビカヴァの独唱で彼はベースしか弾いてません。デビカヴァは83年までWHITESNAKEでもこの曲を取り上げており、「Live...in the Heart of the City」や「Monsters Of Rock 83」でも名演を
聴く事が出来ます。彼が「ヴォーカルの為の曲」と主張したのに対しギターの
リッチー・ブラックモアは「ギターの為の曲」として再アレンジを施し自身のバンドRAINBOWでロニーやドゥギーに歌わせており「Live On Stage」での演奏は
伝説的となっています。

そんな2人に対してグレンは「おいらはファンクだ!」と言わんばかりにファンクアレンジを施したMistreatedを披露しています。曲終盤のキーボードに乗せてサビ部分を神秘的に独唱する場面では泥臭いブルーズだった白蛇Verとも典型的な様式美HRだった虹Verとも違う
別の曲と化しており、一聴の価値はあると思います。

Mistreated


後半はトラピーズの曲を挟みつつ再び新曲路線に戻りますが、アンコールでは非常に珍しい
曲を披露してくれています。BLACK SABBATHの「Seventh Star」です。
かつて自ら暗黒期と認める程酷かったサバス時代の曲は彼のソロでも「No Stranger To Love」が取り上げられた以外は殆ど演奏されおらず、この曲が演奏されるのは極めて稀です。
曲自体はファンクアレンジは見受けられるものの、原曲を壊すほどではなく中東の砂漠地帯を思い浮かべさせる曲をバックに素晴らしい歌唱で歌うグレンの御蔭で改めてこの曲の良さに気付いたほどです。

Seventh Star


長いドラッグ中毒のせいで優れたVoと作曲力がありながらも満足にソロ活動を行う事が出来ず
キャリア形成に大きなハンデを背負ってしまったグレンですが、94年以降は地道ながらも
素晴らしいアルバムとライブ活動を続けており、もっと評価されるべきだと思います。

そんな彼の今年のライブ。元パープルのVoの中で全盛期以上の声を保っているのは
正直彼のみだと思う。御年61歳…60歳代の声じゃない‥


Highway Star


まだまだ頑張って欲しいです。

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