MASAの部屋

DEFINITIVE SPOKANE

2013/10/13 18:39 投稿

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1984年3月4日のマサチューセッツ・スプリングフィールド公演を最後に
イアン・ギランはサバスを正式に脱退し、念願のディープ・パープル再結成に走ります。
Dsのベヴ・ベヴァンも契約満了に伴い脱退し、サバスはこの後オジーとの
一夜限りの再結成まで沈黙を余儀なくされ実質的に解散状態でした。
その4か月後、奇しくもサバスの過去のメンバーと未来のメンバー(いずれも当時)が僅か
10公演とは言え一緒にツアーを行うという今から考えるととても貴重&贅沢なツアーが
行われました。今日はその公演を収録したブートを紹介したいと思います。

DIO & WHITESNAKE / DEFINITIVE SPOKANE


購入場所:新宿

購入金額 確か3500円

1984年7月24日・ワシントン州スポケインにおけるDIOとWHITESNAKEの公演を放送用原盤から直に収録したFM音源です。これまで両者の公演とも単独盤で既発で出ていましたが、
今回の音源は音質の向上は無論の事、

①DIOでは既発でカットされていた「Shame On The Night」と「Children Of The Sea」を追加した完全収録に加えて翌85年ヴィヴィアン脱退直前のライブをこれもまた断片的とはいえ放送用原盤のSBD音源で収録。

②WHITESNEKEは間違っていた曲順の修正と削られたMCを追加収録

③ブートとは思えないやたら贅沢な見開き等の装丁の豪華さ&カッコよさ

と、これまでの既発とは雲泥の差だよ!と言わんばかりの会心作となっています。
DIOはこのライブが余程気に入ったのか、シングルB面のライブテイクにこの音源から
「Eat Your Heart Out」と「Don't Talk To Strangers」が採用されています。

因みにDIOがDisc 1となっていますが前座がWHITESNAKEです。(その為セットリストが
Ain't No Love In The Heart Of The CityDon't Break My Heart Againがカットされた
短縮型になっています。)

本作の収録内容は以下の通り。赤字はニコニコに音源あり。

Disc 1 (DIO)
1. We Rock
2. Mystery
3. Shame On The Night
4. Children Of The Sea
5. Heaven And Hell
6. ~ Guitar Solo
7. ~ The Last In Line
8. ~ Heaven And Hell
9. Eat Your Heart Out
10. Stand Up And Shout
11. Holy Diver
12. Drums Solo
13. The Mob Rules
14. Don't Talk To Strangers
15. Rainbow In The Dark
16. Man On The Silver Mountain
17. ~ Long Live Rock'N'Roll
18. ~ Man On The Silver Mountain
19. Budweiser (Rainbow In The Darkの替え歌。CMソングです)

Disc 2 (WHITESNAKE)
1. Introduction
2. Gambler
3. Guilty Of Love
4. Love Ain't No Stranger
5. Walking In The Shadow Of The Blues
6. Slow An' Easy
7. Guitar Intro
8. Crying In The Rain (Incl. Guitar Solo)
9. Soldier Of Fortune
10. Ready An' Willing
(BONUS TRACKS DIO 1985年10月1日、ニュー オーリンズ公演)
11. King Of Rock And Roll
12. Like The Beat Of A Heart
13. Don't Talk To Strangers
14. Ronnie James Dio Interview
15. The Last In Line
16. Holy Diver ~ The Last In Line (Reprise)

さて、冒頭にも書いたようにこの時のDIOとWHITESNAKEのメンバーは

DIO
ロニー・ジェイムス・ディオ (Vo) (ex RAINBOW,BLACK SABBATH)
ヴィヴィアン・キャンベル (G) (後にWHITESNAKE,Def Leppard)
ジミー・ペイン (B) (ex RAINBOW)
ヴィニー・アピス (Ds) (ex BLACK SABBATH)
クロード・シューネル (Key)

WHITESNAKE
デイビッド・カヴァディール (Vo) (ex DEEP PURPLE)
ジョン・サイクス (G) (ex THIN LIZZY)
ニール・マーレイ (B) (ex Gary Moore,後にBLACK SABBATH)
コージー・パウエル (Ds) (ex JEFF BECK,RAINBOW,MSG,後にBLACK SABBATH)
リチャード・ベイリー (Support Key)

であり、ロニー&ヴィニーの「ヘブン&ヘル」組とニール&コージーの「TYR」組の
サバスメンバーが一夜に同じステージに立つと言う非常に意義深いライブでした。
その他にも「Rising」期のレインボーメンバーが3人(ロニー・ジミー・コージー)が揃う、
後にWHITESNAKEに加入する事になるヴィヴィアンが初めて白蛇を見る等々、
偶然が呼んだ不思議な出会いが重なっているツアーでした。

当時DIOはリッチーがロニーを脱退させてグラハムやジョーを迎えてまでも
成し遂げられなかった全米アルバムチャート24位に入った大ヒットアルバム
「THE LAST IN LINE」を引っさげて絶賛アメリカツアー中というまさに全盛期であり、
対してWHITESNAKEも後にヴィヴィアンがツアーに参加したメガヒット作「WHITESNAKE(白蛇の紋章)」を作る前夜とはいえ、全米アルバムチャート40位圏内に
入った佳作「SLIDE IT IN」を引っさげてのツアー中で徐々にHR路線からHM路線へ
変化していく過渡期であり両者とも売れてる強みや脂がのった勢いが演奏に
比例しているのが感じられる素晴らしいライブです。

WHITESNAKE Gambler


WHITESNAKE Crying In The Rain


WHITESNAKE Ready An' Willing


DIO WE ROCK


DIO HEAVEN AND HELL


DIO HOLY DIVER


このジョイントツアーになったきっかけはWHITESNAKEが第3回モンスターズ・オブ・ロックに結成して間もないDIOをオープニング・アクトに招待した返礼にDIOの全米ツアーの前座に招待した物でした。
この様に一時はジョイントツアーを行うほど仲が良かったWHITESNAKEとDIOですが、
DIOの凋落やWHITESNAKEの混乱を経て2003年の白蛇再結成の時に当時DIOのギターリストだったダグ・アルドリッチを引き抜いてしまった事で両者の関係は最悪になってしまい、
それはロニーが亡くなるまで変わる事はありませんでした。

このブートに関してはいくら既発が安いとはいえ、こちらをお勧めします。
それくらい出来たブートです。

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