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あろっぴーの中の人 お蔵出し制作ブログ part7

2015/11/11 18:00 投稿

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こんばんは。あろっぴーの中の人です。

毎月毎月やってくる大型対局のアイツ…今もアイツに苦しめられる日々を送っています…。
そう! 私の最大(?)の業務であるPV制作!

毎月毎月構成考えて、取材して、編集して…。
毎日同じことの繰り返しで、生きてる気がしないんだよ~!!!!!

…テリドリ好きだったなぁ…(。-_-。)

(※弐号機註:テリドリは『笑う犬の冒険』という番組のコントです。生きてる気がしないんだよ~~と叫ぶネタをやってましたねー。決してあろっぴーの中の人がこう思ってるわけではないですよ。たぶん!)

ところでPVといえば、よく言われるのが「やらせでしょ?」ということ。
コメントでも書かれますし、プロの方々にも直接聞かれること多数。
特に煽り系のPVではよくよく言われますね。

でも、これって半分正しくて、半分間違っているので、
写真蔵出しの前にちょっとだけお話しでもしてみようかなと思います。


まず、そもそもなんですけど、私は煽り系のPVが好きではありません。
例えばプロレス、例えばボクシング…何が面白いのか理解できませんでした。

それよりは、選手の生い立ちからその競技に関わるようになった経緯、
そして幾多の困難を乗り越えて、目指す栄光の金メダル…!!!
みたいなストーリー性の高いPVとか紹介動画の方が好きなんですよね。
情熱大陸とか、カンブリア宮殿とか。こっちは理解できる(笑)

というわけで、このPV制作の仕事をやり始めて「煽りV」というやつを学びました。
ええ、そんなやつがつくってるんですよ。スリアロの大型対局の番組PV。


理解できないものを、理屈で(無理矢理にでも)理解するということは、
感覚で何となく理解する場合よりもメリットがあったりします。
特に何かをつくらなければいけないケースなんかでは、
意図的に理屈でその要素を盛り込むことが出来ますからね。
理屈で物事を理解し、その理屈を使ってアウトプットするということは大変重要です。

…なーんてことを偉そうに言いたいものですが、
「煽り」なんてものは結局演者ありきです。
正直、編集者の意図なんてほとんど関係ないです。と思ってます。


例えば「秋の陣」のPV。
当初は煽り系のPVにする予定ではありませんでした。
でも出演者4名に、他の対局者の印象を伺ったら、とにかく煽る煽る(笑)
「あ、このPVは煽り系になるわ」って撮影中に思いました(笑)
なお近藤プロの煽りは本当に秀逸でした。何で今までネコかぶってたんだ!



逆の例だと「麻雀の鉄人 挑戦者藤田晋」のPV。
本当はもうちょっと煽って欲しかったんですよ。
でも藤田社長はそこまでゴリゴリに煽るタイプの人ではないので…。
むしろ、あれでもかなり意図的に煽ってもらったんですけどね。
結果的に、比較的品の良い、クールなPVになったなぁと思っています。
煽り系じゃないPVの方が好きな私としてはかなり気に入っているPVです。


他にも、脚本を作って撮影に臨んだ「2015女流王座決定戦」のPVは、
豊後プロの類稀なるキャラクターとそのノリで素晴らしかったなぁと思う反面、
大平プロにはちょっとムリをしていただいていたようで、申し訳なかったなぁなんて。
お二人のギャップは素晴らしかったんですが、やはり得手不得手はありますから。
ただ好評だったんですよねぇ、このPV。また脚本ありのPVも作ってみたいですね。


…と言う感じで「煽ってくれ!」とお願いしても上手くいかないことは多々あります。
逆に何もお願いせずとも、煽っているっぽくなることはままあります。
煽りの強度も人それぞれです。
一生懸命煽っても弱い人、軽い一言が「エグる」ような強度を持つ人…。

演出で無理矢理煽らせることも物理的には可能なんですが、
できるかぎり話者の意図を捻じ曲げるようなことはしたくない、
という信念の下でPVを制作しているものですから、
すると「煽り」というものは演者任せになってしまうんですよね。

「煽ってくれ」とお願いすることはあります。
「もっと煽ってくれ」とリテイクをお願いすることもあります。
でも出てくるものはあくまで本人が捻り出したもの。
無理矢理な誘導尋問はしません。脚本をそのまま丸読みさせることもしません。
あくまで「本人が発した言葉」がすべてなのです。


…長くなってしまいましたが、なんとなくイメージできましたでしょうか?
「半分正しくて、半分間違っている」というのもなんとなくご理解いただけましたか?

麻雀プロには本当に様々な人がいます。
煽りが上手な人、下手な人、アクの強い人、キャラが薄い人、華のある人、地味な人…。
そういう方々の個性が組み合わさることでPVが形作られています。
私はその個性をちょっとだけ誇張して演出しているだけです。
「煽らせている」ように感じられましたら、それは演者の方が上手いんです。ホント。
いつもいつも私が助けられているわけですね。お世話になっております。


そんな裏舞台を無視して、PVは純粋に楽しんでいただけると嬉しいな。
と常々思っているわけです。お粗末様でした。


ではでは、サクッと写真蔵出しに移りましょう!


あ、そうそう。
先日11月6日にDVDがリリースされましたので、
未見の方はぜひ! 当日生放送をご覧になった方もぜひもう一度!
あの熱戦を、あの感動をもう一度! です!(キリッ

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「麻雀の鉄人 挑戦者藤田晋」については、以下の写真蔵出し部分(有料パート)にて、
当日のオフショット写真も掲載してますのでお楽しみに!
超可愛い村上プロもいますよ( *´艸`)


※写真はすべて2015年撮影のものです。
 またすべての写真の著作権は弊社に帰属いたしますので転載等はご遠慮ください。

 

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