みなさん、こんにちは。好きなカバディ用語はストラグル、スリアロの守備(アンティ)担当・新井です。
以前、こちらのブロマガにも書かせていただきましたが、ありがたいことに「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ」の観戦記を全試合書かせていただき、その勢いのままに絶賛放送中の「麻雀ウォッチ プリンセスリーグ」の観戦記も担当させていただいております。
以前も触れた話題のような気もしますが、僕はライターとして活動していた時期がありまして、その経験を買っていただいたというわけでございます。そんなライター時代の師匠から、理想的な文章を書くための鉄則を伺ったことがあるのですが、それは「自分の母親が読んで伝わるような内容にしろ」というもの。要するに、専門的な知識が皆無な人にも、取り扱っている題材の魅力が伝わるように心がけなさいということなわけです。
麻雀というジャンルは専門知識が多く、また読み手が初心者か上級者かによっても受け取り方がだいぶ変わるため、なかなか観戦記として洗練させるのは難しい。けれど、自分なりにいろいろな方が読んでも楽しめるような意匠を凝らしているつもりではいますので、お暇な時にでもご覧いただければ幸いです。
僕の観戦記はスリアロのサイトや、麻雀ウォッチさんにて掲載していただいております。
さて宣伝も終わったところで、せっかくなのでみなさんが知らなそうなジャンルについて思うままに書き連ねてみましょうか! 果たして母親が読んで伝わるかのごとく、みなさまの感心を引くことはできるのか? お題はカバディについて。
え……カバディ? なんでカバディ?
そうお思いの方が大半かと予想されますが、最近めちゃくちゃハマってしまったので、せっかくなので布教活動に努めてみようかなという所存なわけです。
そもそもカバディってなんぞやっていう話なんですが、要はスポーツです。なんでもインドではめちゃくちゃ盛んらしいです。
もしかしたら、なんか「カバディカバディ……」言いながらやる鬼ごっこみたいな競技というくらいの印象を抱いている方もいるかもしれません。それ、だいたい合ってます。僕もそのくらいの知識しかありませんでした。
言っておきますが、私、カバディを嗜んだことは一切ございません! それどころか観戦すらしたこともないですし、知り合いにカバディプレイヤーがいるわけでもありません。ただ、たった一冊のマンガに出会っただけで、どちゃくそにハマってしまった次第なのです。
灼熱カバディ
武蔵野創さんが手がける、どマイナーなスポーツをテーマにしたマンガです。某少年漫画雑誌なら、そのテーマだけで11話打ち切りとか食らいそうではありますが、Webでは裏サンデー、アプリ「マンガワン」にて連載中のこちらの作品、なんともう11巻まで発刊されています。
僕、昔からけっこうな数の漫画を読んでいるのですが、自信を持って現在連載中のあらゆる作品の中でぶっちぎり1位に推せるほどの魅力に満ちあふれています。
とは言っても、カバディのこと知らないと楽しめないんじゃないの? というアナタ! 大丈夫です! 主人公がカバディ知識ゼロからスタートするため、同じ目線でストーリーに没入できます。
絵柄で敬遠しちゃうマンガが多いんだけど……。というアナタ! 大丈夫です! 話が進むにつれて画力が尋常じゃないほどレベルアップしていきます。書き込みすぎて見づらいなんていうこともありません。絵柄としてはむしろスタイリッシュなので、熱量あふれるストーリーが汗臭くなりすぎることもなく、老若男女が楽しめる作品に仕上がっています。
マンガっていうのはキャラクターに魅力があってナンボでしょ? というアナタ! 大丈夫です! 個人的に名作の条件の一つに「キャラが立った脇役がいること」があると思っているのですが、とにかく脇役の活躍のさせ方がうまい! カバディは団体競技なので、いろいろなキャラが汗をほとばしらせ、名シーンを生み出します。伏線の張り巡らせ方も絶妙なため、脇役が活躍することに少しの違和感も抱きません。ちなみに僕は、とある脇役がスポットを浴びる65話が一番好きです。
イケメンは? イケメンはいるの? というアナタ! 大丈夫です! 主人公をはじめ、主人公が属するチームの部長、ライバルチームのキャラクターなど、イケメンがいっぱいです。が、イケメンがまったく嫌味じゃありません。というか、イケメンじゃないキャラクターまでもが一々男前すぎて、男女問わず発狂します。
可愛い女の子は? マンガには萌えが欠かせないんだよ! というアナタ! 大丈夫です! 基本的に女性キャラクターはいないのですが、すげーカワイイ男の娘がいます。その男の娘に萌えることもあれば、燃えることもある。一挙両得すぎて必見です。
てか、そもそもストーリーは面白いの? というアナタ! 大丈夫です! 徐々にストーリーに引き込まれていき、7話まで読んだ頃には灼熱の世界に身が浸っていることを実感するはずです。その後も熱気は右肩上がりで、僕は各話を読むごとに鳥肌が立つか涙を流すかしています。自分ではそこまで敏感体質だと思っていないのですが、灼熱カバディに限り例外的に心が震わされます。
じゃあ、気が向いたら買って読んでみるね。気が向いたらね。というアナタ! ちょっと待て! 裏サンデーもマンガワンも、なんと無料で灼熱カバディが読めちゃうんです! こんな渾身の作品がタダで読めるんですよ。
なお、僕は無料で読んでいるだけでは作品の応援にはつながらないと思い立ち、1週間早く次の話を読むためにマンガワンに課金をし、見開きページとかをじっくり読みたいがために単行本を購入し、スリアロスタッフにも布教活動を進めております。
だから、いま読んで! すぐ読んで! 7話まで読んで!!
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