こんにちは零号機です。
先日、将棋界の歴史的な瞬間を見届けようと、藤井聡太四段の対局を見守っていました。今はネットで気軽に見れるのでいい時代になったもんですね。

藤井四段の歴史的勝利がかかった、増田康宏四段vs藤井聡太四段の47手目。下記局面で対局者の増田四段の長考が入りました。増田四段が藤井四段からの2二歩打をスルーするのかどうか?というところなんでしょうか。

うーん、将棋素人にはなんとも。。将棋は駒の動かし方くらいしかわからないのでわかりません。。
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そこでスリアロ将棋部の主・BOSSに形勢判断をお願いしてみました。

BOSS曰く
「これはあかんわー。藤井くん負けたわー。これはアカンでー。連勝もここまでやー。
4八金で飛車をとられてからのテンヤワンヤやでー。

ほなこれから楽しい人狼行ってくるでー(←言ってない)」


と言い残してBOSSは退社していきました――。



将棋はあまり明るくないのですが、そこは日本人。ニワカ発動して流行りものには乗りたいので、
なるほど、そっかー。藤井くんとうとう負けかー。
記録達成までは勝ってもらいたかったなぁ、、
なんて思いながら仕事に励んでおりました。




数時間後――。




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藤井君勝ってるじゃないすか。号外まで出ちゃって。
節穴か!

もうBOSSの言うことは信用しません!
人狼やっててください!



とは思いつつ、かなり難しい局面ではあったようで、ここはやはりこの局面から勝利した藤井くんの腕前を褒めるべきなのでしょう。
天才の思考は天才にしかわかりません――。

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将棋と言えば、将棋の世界ではAIが人間を超えました(←合ってます?まだ諸説ありそうですが)。
コンピューターが人間に勝つには後10年はかかると言われていた囲碁の世界でも、AlphaGOがちゃちゃっと人間を超えてしまいました。AlphaGOというか DeepMind社は今後は医療業界に軸を移すそうで、囲碁が単なる「踏み台」になってしまう時代になりました。

人間の脳なんてしょせん有限個のニューロンの固まりなので、コンピューターが超えてしまうのは必然なんでしょう。
クオリアなんて飾り。偉い人にはそれが分からんのですよ。

現在麻雀のAIとして「爆打」が話題になっています。圧倒的な対局数で今や天鳳で高段位になってしまう時のひとならぬ「時のAI」になりました。
爆打は現在鳳凰卓では現在打つことを許されていません。当然といえば当然な気がします。ぶっちゃけ「爆打ライク」が広まってしまうと、オンラインである必要性はなくなっちゃいますしね。人はバイクと100m走をしないのです。

麻雀界で人間がAIといい勝負ができるのは後数年ほどな気がします。
機械学習、ディープラーニングの手法はすぐに人間を抜き去ってしまうことでしょう。
麻雀界でのAIというのは過渡期にあると思っています。


そんな今だからこそ。

7月にスリアロチャンネルでは「爆打」番組を開催することになりました。爆打の開発者である水上直紀さんをお呼びして、東大雀士福地誠さんと激論を繰り広げて頂きます。
後半は爆打とリアル雀士の対局をご覧頂く予定です。我らが小林剛プロも登場予定です。爆打と小林剛、

「どちらが本物のロボットか」

対決をお楽しみにしてください。


好評であれば2回、3回と放送する予定ですので、みなさんぜひご視聴頂ければと思います。
麻雀界のAIはどこに向かうのか、この番組で明らかになります。