2/1(水)11:00よりニコニコ生放送およびFRESH!の「麻雀スリアロチャンネル」にて放送された、The All Star League 第3節の様子をお届けします。



レポートは、解説も務めました鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。

【1回戦:苦手な女流に囲まれた多井の逆襲】

3節目にして、日本シリーズ連覇中の多井隆晴が放送卓についに登場。
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その多井、3人の女流と戦うことになり、自信なさげにこう言った。
「ぼく、女流との対戦成績がものすごく悪いんですよ。3着取れればいいなあ( ̄▽ ̄;)」

しかし、始まってみれば多井の1人舞台。
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このカン8sは、今ではリーチにいく打ち手も多いが、多井は当然のようにダマテンを選択。
納得のいく打点か待ち、多井はリーチにどちらかの要素を必ず求める。
そして、6sを引くと、リーチで1300・2600。
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多井らしい、好形・中打点のアガリでトップ目に立つ。

すると、次局にはあっという間にホンイツで安達から8000。
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これで頭一つ抜けると、順調に局消化。
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多井が苦手な女流3人を倒してトップを奪取すると、このドヤ顔が飛び出した。
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【2回戦:破壊王・鍛冶田の一撃】

ASAPINが先行する展開となった2回戦。
鍛冶田が、先制リーチのASAPINの現物待ちで6400テンパイを果たすが、かなり良さそうに見える4m7mできっちりリーチをかけ、ツモアガリ。
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すると、なんとウラ3で4000・8000。
鍛冶田が破壊王らしい一撃でトップをさらっていった。

【3回戦:Ogawa no owariの救世主・仲林】

チームとしては、初日に大きな負債を抱えたOgawa no owari。その中にあって、2節目までに仲林は1人ポイントをプラスしている。
その仲林が、チームを救うべく奮起した。
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仲林が先制するも、忍田がこのダマテンで12000を小林から打ち取り、仲林はトップをまくられてしまう。

しかし、仲林は、オヤ番でシャンポンテンパイからピンフに手替わりすると、冷静にダマテンを継続。
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ヤマに薄い3面張だったが、小林が場に4枚目の8pを掴んで12000。
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これでトップ目に返り咲いた仲林は、1本場で何の迷いもなくこのリーチ。
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5pが通った直後に小林から2pが出て3900は4200。
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軽快にダメ押しを決めた。

フットワークの良い仲林は、オーラスにも北家で1巡目のカン8pチーから仕掛け始める。
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この後、北ポンツモ6pでなんと3巡目テンパイ。
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終盤にマンガンのダマテンが入っていた村上が3sを掴み、仲林がトップ逃げ切りを決めた。
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このトップでOgawa no owariは、途中敗退ラインを脱出。
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仲林も、この満面の笑みである。
それとは対照的なのが、苦笑いの小林。2度の12000放銃による珍しいハコテンで、チームは最下位となってしまった。

【4回戦:忍耐から一転、豊後の剛腕うなる】

渋川が鋭いチートイツなどで先制するも、その後、大澤と豊後がアガってマッチレースの様相で南入。
ここで、豊後の選択が冴える。
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真っ直ぐ打つならドラの中切りだが、豊後は忍耐の3m切りを選択。
すると、すぐに中を2枚引いてテンパイを果たした。
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どうしてもアガりたい局面で、いずれにせよツモればハネマンであるため、巡目も加味して95%以上のプレイヤーがダマテンにするだろう。
しかし、豊後の選択は、忍耐から一転、強気のリーチだった。
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結果、これをツモってウラ1の4000・8000。
豊後が剛腕でトップを手繰り寄せた。
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チームファンタジスタは、この豊後のトップを含み、本日3トップ。
ついに上位に進出してきている。

鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)

第4節は、2/8(水)11:00よりニコニコ生放送およびFRESH!の「麻雀スリアロチャンネル」にて放送予定!