1/11(水)11:00よりニコニコ生放送およびFRESH!の「麻雀スリアロチャンネル」
にて放送された、The All Star League 第1節の様子をお届けします。
(タイムシフトはこちらから↓)
にて放送された、The All Star League 第1節の様子をお届けします。
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レポートは、解説も務めました鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
団体の垣根を越えて構成された1チーム3名×16チームで争われるThe All Star Leagueが開幕した。
メンバーを見渡せば、どのチームも強豪揃い、正に夢の対決といったところである。
超豪華メンバー48名が集結。「All Star」の名にふさわしい顔ぶれが揃った
毎回、各チームが選出したプレイヤー1人が4卓にわかれて戦い、そのうち1卓が放送卓となる。
毎回、各チームが選出したプレイヤー1人が4卓にわかれて戦い、そのうち1卓が放送卓となる。
【1回戦】大澤がダマテン直撃でトップを逆転!
開幕戦の放送卓を制したのは「きむきよにゃん」の大澤。
ラス目の大澤だったがここから大逆転
南場のオヤ番でジュンチャンドラ1をテンパイすると、一瞬リーチが頭をよぎったそうだが、思いとどまってダマテンを選択。
南場のオヤ番でジュンチャンドラ1をテンパイすると、一瞬リーチが頭をよぎったそうだが、思いとどまってダマテンを選択。
トップ目坂本のテンパイ打牌を捕えて一気にトップ争いに食い込むと、南3局でも8000を坂本からアガって大逆転のトップを決めた。
【2回戦】吉田が三つ巴の戦いを制す!
チーム「クラッシャーズ」リーダー吉田が強烈な一撃
2回戦は小川以外の三者で順位が入れ替わる接戦となったが、吉田がオヤ番で6000オールを決め、大トップを奪取している。
2回戦は小川以外の三者で順位が入れ替わる接戦となったが、吉田がオヤ番で6000オールを決め、大トップを奪取している。
チーム「ogawa no owari」はこれで2連続ラス。リーダーの小川もがっくり。
Before↓
After↓
ogawa no owari、メンバーで衣装を揃え気合十分だったが・・・
2回戦を終えての成績はこちら。
【3回戦】達也の冷静なダマテンと、ノーミスチートイツ!
3回戦には、プロ協会のダブル鈴木が登場。
白熱した戦いが期待されたが、東1局、たろうに異変が起きた。
ここから当然の4s切りかと思いきや、たろうの手から放たれたのは4mだった。
あれれ・・・?
なんと、これは切り間違い。本人も、打牌後に手牌に目を落とし、つい「あっ!」と声を出してしまったとのこと。
なんと、これは切り間違い。本人も、打牌後に手牌に目を落とし、つい「あっ!」と声を出してしまったとのこと。
こういうミスを最も嫌うたろうは、かなり反省している様子だった。
対局後、解説室で反省しきりのたろうプロ(写真中央)そんなたろうを尻目に達也が躍動する。
オヤでマンガンのテンパイが入った達也は、当然のダマテンを選択。
ここに、近藤からリーチが入った。
「近藤の河に3m6mがないため、ダマテンのままでもどうせ出ないから・・・」と、ツモ切りリーチでハネマンを狙いにいくのは、甘えた考え。
河を見ると、近藤と達也の切っている数牌が極端に少なく、共通安牌も探しにくい状況。ここで達也がリーチをかければ、オヤである達也の現物で近藤のアガリ牌が打たれてしまうことが多そうである。
これを加味して、達也はきっちりダマテンのまま押していった。
すると、ここに水口が追いついて3m切りリーチ。
水口も三色完成のチャンス手だったが・・・
達也がリーチして2軒リーチになっていれば出なかったかもしれない3mである。この3mで12000をアガった達也がトップ目に立った。
達也がリーチして2軒リーチになっていれば出なかったかもしれない3mである。この3mで12000をアガった達也がトップ目に立った。
そして、トップ目のまま迎えた南場のオヤ番では、この配牌から・・・
チートイツ1本に絞り、たろうの切った發が山越しになる形で水口からノーミスチートイツの9600をアガり切った。
達也が、得意のチートイツを含む大トップで、「チームファンタジスタ」のマイナスを完済している。
【4回戦】渋川の鋭い攻撃を新井が粉砕!
本日の最終戦には、開幕3連勝を決めた「おじまご」の園田が登場。
東1局にオヤで中をポンしている園田は、ここに發を引くと、テンパイ外しの打5s。MAX 48000まで見た手組とする。
この大振り気配を敏感に察知したのが渋川だった。
白を引いた渋川は、園田の河に並んだ5s4sを見つめ、少考。
この完全イーシャンテンから白を止めて打7sとした。
渋川「白を打ったら大事故になる可能性があった」
結果的に白はまだ1枚で園田はノーテンだったが、この十分すぎるイーシャンテンから1枚切れの白を止められる打ち手がどれほどいるだろうか。
渋川が対局に入り込んでいることがわかる。
結局、本局は1sを2枚引いた園田が、テンパイの平賀から1sで12000。
園田の手組、渋川の対応と見ごたえのある1局となった。
東3局では、新井が4巡目にしてドラ単騎のダマテンを組む。
新井「赤がなければリーチだが、赤があってツモで6000オールになるため、ダマテンにしてしまった。リーチの方がよかったかもしれない」
新井の言葉通り、これをダマテンにしたことにより、自由に打てた渋川がこの一発ツモで1300・2600を決める。
何やら、展開まで渋川に味方してきた様相である。
南入直後にも渋川が加点。
中をポンしている渋川が、平賀から6sで8000を打ち取り、トップを逆転した。
すると、今度はオヤ番で渋川にテンパイが入った。
カンチャンとはいえ、オヤのリーチドラ1なら十分リーチする価値はある。
しかし、渋川は、打9sとしてテンパイ外し。トップ目が反撃の隙を与えることもない。リーチせずとも高い手牌へと、移行していく。
この選択がズバリ正解。8pにチーテンをかけると、テンパイの平賀から7sで5800を打ち取った。
しかし、渋川の鋭利な攻撃を一撃で粉砕し、トップを強奪したのは新井。
オヤ番でピンフドラ4をダマテンに構え、園田からの出アガリでトップを逆転した。
最終戦こそ園田の3着で4連勝を逃したが、「おじまご」が開幕節を首位で終えた。
逆に最終戦ラスの平賀率いる「暴れん坊SHOW軍」は、最下位に転落。次節以降の巻き返しに期待だ!
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)
第2節は、1/18(水)11:00よりニコニコ生放送およびFRESH!の「麻雀スリアロチャンネル」にて放送予定!
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