あざみと学ぼう。歴史ッ!!のコーナーで〜す♫
その96 イビョンホン3本
こんばんわあざみです。
この歴史をまなぼう☆では、魔界には欠かせないファクターである“歴史”を一緒に薊と学んでいこうではないか!!というブログです。
魔界での歴史上の武将たちのその生き様や、心意気、はたまたどうして死んだのかといういわゆる歴史を紹介し、魔界をさらに楽しんじゃおうという気持ちをもって筆をとらせていただいている次第です!
厳島の戦いが終わった毛利軍。
奇襲作戦は大成功。
奇襲が見事にハマった事に悦に入った元就は即座に3人の息子たちを呼びつけました。
「ん〜〜〜〜〜ふふふ!!!息子たちぃぃい!!!」
「はい!!父上!!」
「おっぱい。」
「何でしょう!!父上様!!」
「んふふ。参ったか息子達!!さて、お前達は先程の厳島での戦いの戦法をしかとみておったわな〜〜?」
「もちろんです!」
「はい!!素晴らしい兵法でした。」
「ん〜〜〜ふふふそうか!そうか!!」
「して、お前達。ここに1本の矢がある。この矢を追ってみよ。」
と三人の息子達に言いました。
パキィ!!
オコェ!!
ミシミシッ!
三人の息子は、すぐに矢を折ってみせました。
「んんん〜〜ふふふ。では、次に一本の矢を三本に重ねた状態で折ってみよ。父上からのクイズじゃ。お前達に意味がわかるかのう。」と、いいました。
「はい!そんなの簡単です。」
「んんん?なんじゃ。」
「答えは、矢がもったいないです。父上は、矢1本でさえ大事にせねば戦に勝てないことを教えてくださいました。有り難うございました。では。」
「ちょっちょちょ!!待てい!!あながち間違ったことは言っておらんが、そうではない。んんんふぉふぉふぉ!!我が息子ながら面白いことを言う。まずは、お前達。3本に重なった矢を折ってみせよ!!」
息子たちは元就の言うことに従い勢いよく力を入れました。
「ふん!!」
「ぬぬぬ。」
「ちくわ!!」
が、子供達ひとり、ひとりの力では折れませんでした。
「ふぉふぉふぉ折れぬか!!!そうであろう。ひとりちくわを握っておるが見なかったことにしような。」
「つまり!!!つまりだ!!!」
一本の矢では、簡単に折れてしまう=一人の力ではとても脆い。
しかし!! 三本の矢なら、中々折れない=三人の力を合わせれば、どんな困難でも立ち向かえる、強固な絆が生まれる。
という、兄弟の結束・団結力の重要さを3本の矢を持って息子たちに教えたというのです。
「しかし父上。わたくし達兄弟はとっても仲がよいので心配することはありませんよ。有り難うございます。では。」
「ちょちょちょ。息子たちーーーー!!!」
親の声は息子達に華麗にスルーされたのでした。
有名な三本の矢のおはなしでした。
つづく。
それではまた明日のこの時間にお会いしましょう。
今宵はここまでに致しとう御座います。
あざみ
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