> 株価は量的緩和マネーに押し上げられた幻影だったのだ。 > 日本株の年初来下落率は5%と諸外国よりマシだ。これは日銀の長期国債の買い支えで、結果的に量的緩和が維持されているからであろう。 殊に日本のアベノミクスでやり始めた「異次元緩和」とやらで激増したマネーは、株価買い支え用でしかない、とはよく聞かれる話。平均賃金を上げる元手としては使われない。そりゃそうだろう。実体経済が まるで伴わないのに、賃金引上げたら企業の業績は一気に下がる→株価下落→量的緩和の意味無し!、となるからだ。賃金引上げに量的緩和マネーが使われないから、インフレも微々たるものだった。 > だがこれから物価の上昇が本格化するというのに、日本だけ金利を抑えるのは無理がある。株価の更なる下げ局面に入るだろう。 いよいよ日本も外的要因によるインフレの大波に晒されるのを免れないということでないか。 ドーピングで一時は好記録を出すも、結局、体がボロボロになって末路は廃人━そういうことだろう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18471112)
> 株価は量的緩和マネーに押し上げられた幻影だったのだ。
> 日本株の年初来下落率は5%と諸外国よりマシだ。これは日銀の長期国債の買い支えで、結果的に量的緩和が維持されているからであろう。
殊に日本のアベノミクスでやり始めた「異次元緩和」とやらで激増したマネーは、株価買い支え用でしかない、とはよく聞かれる話。平均賃金を上げる元手としては使われない。そりゃそうだろう。実体経済が まるで伴わないのに、賃金引上げたら企業の業績は一気に下がる→株価下落→量的緩和の意味無し!、となるからだ。賃金引上げに量的緩和マネーが使われないから、インフレも微々たるものだった。
> だがこれから物価の上昇が本格化するというのに、日本だけ金利を抑えるのは無理がある。株価の更なる下げ局面に入るだろう。
いよいよ日本も外的要因によるインフレの大波に晒されるのを免れないということでないか。
ドーピングで一時は好記録を出すも、結局、体がボロボロになって末路は廃人━そういうことだろう。