この記事は元々は「Macでの生放送設定(HDMIキャプチャ Blackmagicdesignでキャプチャ)」でしたが見直すところが出てきたので、HDMIキャプチャ機器の紹介記事にします。
Blackmagic Designの製品を使った配信設定方法はまた別記事にあげさせてもらいます。
私が触ったことがあるものをご紹介します。
Elgato Game Capture HD / HD60
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価格:2万円弱
接続:USB2.0
ハードウェアエンコード:あり サポートページによると1450ms遅延あるみたい
入力:HDMI 1系統
出力:HDMI 1系統(パススルー)
入力対応HDフォーマット:最大1080p60
OBS Studioでの対応:なし
USBケーブル:同梱あり
備考:システム要件にCore i5以上とありますが、それは専用ソフトで録画する場合であって、OBS等を併用して配信しようとするとCore i7は欲しいところです。
Blackmagic Design UltraStudio Mini Recorder
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価格:2万円弱
接続:Thunderbolt
ハードウェアエンコード:なし
入力:HDMI 1系統、SDI 1系統
出力:なし
入力対応HDフォーマット:最大1080p30 / 720p60 / 1080i60
OBS Studioでの対応:あり
Thunderboltケーブル:同梱なし
備考:専用ソフト以外で音をキャプチャするのに難あり。これについては後述する。Core i5あれば、まぁ使える。Core Mはダメ。1080p60には対応しない。
Blackmagic Design Intensity Shuttle for Thunderbolt
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価格:3万円ちょっと
接続:Thunderbolt
ハードウェアエンコード:なし
入力:HDMI 1系統
アナログビデオ(コンポーネント、コンポジット、Sビデオ)
アナログオーディオ(出力2チャンネル RCA)
出力:HDMI 1系統(パススルー)
アナログビデオ(コンポーネント、コンポジット、Sビデオ)
アナログオーディオ(出力2チャンネル RCA)
入力対応HDフォーマット:最大1080p30 / 720p60 / 1080i60
OBS Studioでの対応:あり
Thunderboltケーブル:同梱なし
備考:専用ソフト以外で音をキャプチャするのに難ありだが、UltraStudio Mini Recorderほどではない。Core i5あれば、まぁ使える。Core Mはダメ。1080p60には対応しない。
Blackmagic Design Intensity Shuttle for USB3.0
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価格:3万円弱
接続:USB3.0
ハードウェアエンコード:なし
入力:HDMI 1系統
アナログビデオ(コンポーネント、コンポジット、Sビデオ)
アナログオーディオ(出力2チャンネル RCA)
出力:HDMI 1系統(パススルー)
アナログビデオ(コンポーネント、コンポジット、Sビデオ)
アナログオーディオ(出力2チャンネル RCA)
入力対応HDフォーマット:最大1080p30 / 720p60 / 1080i60
OBS Studioでの対応:あり
USB3.0ケーブル:同梱あり
備考:基本的にIntensity Shuttle for Thunderboltと同じ。
ダイレクトに入力されたものをソフトウェア処理して映すものです。
遅延が全くないわけではないが
んじゃIntensity Shuttle for Thunderboltは何の利点があるの?って感じですが、Thunderboltの方が安定した動作をします。Intensity Shuttleに限らずUSB3.0は結構ノイズが出ます。環境によっては2.4GHz帯を使うワイヤレスマウス等に影響が出るほどです。もしIntensity Shuttle for USB3.0を使ってキャプチャした映像がチラつくなどといった現象が出たらノイズに強いUSBケーブルに交換してください。
といった感じでモノとしてはThunderboltがいいんですが、高いですし、MacでもMacbookなどThunderboltがないMacもあるし、上記ような不具合ってそんなに起こらないのでUSB3.0でもいいと思います。
Elgato Game Captureはどう?安いけど?
配信用途には向いてないです。遅延あり、OBSに対応してない、ソフトが重い。
UltraStudio Mini Recorderはどう?安いけど?
アナログ入力に対応してない。まぁ、これは今の時代あまり用途がないのでいいとして、
HDMIパススルー出力に対応してない。まぁ、これも安いHDMI分配器を買えばいいとして、
Thunderboltケーブルが付属してないので、持ってなかったら買う必要ある。買ったら2万円を超える。・・・。
それよりも問題は音声入力です。
マイク入力にBlackmagicAudioという名称でキャプチャした音声が直接入力できるのですが、若干遅延します。処理能力の低いMacだと、LadioCastと併用する場合に音が途切れたりノイズが混ざることがあります。安定した配信を望むなら別途オーディオインターフェースを導入し、HDMI音声を入れる必要があるのですが、そうなったら今度はHDMI分配器 + HDMIオーディオデコーダーを導入する必要があるため、結局お金のかかることになってしまいます。
Intensity Shuttle for USB3.0で注意することは?
UltraStudio Mini Recorderと同じく音声入力に若干問題があります。ただこちらはオーディオインターフェースに対し音声出力する場合アナログ出力があるので、HDMI分配器 + HDMIオーディオデコーダーを導入する必要はありません。
あとThunderbolt版とUSB3.0版は箱から本体から激似なので、店頭で買う時は間違えないようにご注意でください。
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以上です。
Blackmagic Designの製品を使った配信設定方法はまた別記事にあげさせてもらいます。
どんな製品があるの?
Macで使えるHDMIキャプチャデバイスは非常に少ないです。そして価格が高い。私が触ったことがあるものをご紹介します。
Elgato Game Capture HD / HD60
価格:2万円弱
接続:USB2.0
ハードウェアエンコード:あり サポートページによると1450ms遅延あるみたい
入力:HDMI 1系統
出力:HDMI 1系統(パススルー)
入力対応HDフォーマット:最大1080p60
OBS Studioでの対応:なし
USBケーブル:同梱あり
備考:システム要件にCore i5以上とありますが、それは専用ソフトで録画する場合であって、OBS等を併用して配信しようとするとCore i7は欲しいところです。
Blackmagic Design UltraStudio Mini Recorder
価格:2万円弱
接続:Thunderbolt
ハードウェアエンコード:なし
入力:HDMI 1系統、SDI 1系統
出力:なし
入力対応HDフォーマット:最大1080p30 / 720p60 / 1080i60
OBS Studioでの対応:あり
Thunderboltケーブル:同梱なし
備考:専用ソフト以外で音をキャプチャするのに難あり。これについては後述する。Core i5あれば、まぁ使える。Core Mはダメ。1080p60には対応しない。
Blackmagic Design Intensity Shuttle for Thunderbolt
価格:3万円ちょっと
接続:Thunderbolt
ハードウェアエンコード:なし
入力:HDMI 1系統
アナログビデオ(コンポーネント、コンポジット、Sビデオ)
アナログオーディオ(出力2チャンネル RCA)
出力:HDMI 1系統(パススルー)
アナログビデオ(コンポーネント、コンポジット、Sビデオ)
アナログオーディオ(出力2チャンネル RCA)
入力対応HDフォーマット:最大1080p30 / 720p60 / 1080i60
OBS Studioでの対応:あり
Thunderboltケーブル:同梱なし
備考:専用ソフト以外で音をキャプチャするのに難ありだが、UltraStudio Mini Recorderほどではない。Core i5あれば、まぁ使える。Core Mはダメ。1080p60には対応しない。
Blackmagic Design Intensity Shuttle for USB3.0
価格:3万円弱
接続:USB3.0
ハードウェアエンコード:なし
入力:HDMI 1系統
アナログビデオ(コンポーネント、コンポジット、Sビデオ)
アナログオーディオ(出力2チャンネル RCA)
出力:HDMI 1系統(パススルー)
アナログビデオ(コンポーネント、コンポジット、Sビデオ)
アナログオーディオ(出力2チャンネル RCA)
入力対応HDフォーマット:最大1080p30 / 720p60 / 1080i60
OBS Studioでの対応:あり
USB3.0ケーブル:同梱あり
備考:基本的にIntensity Shuttle for Thunderboltと同じ。
ハードウェアエンコードなしって?
ダイレクトに入力されたものをソフトウェア処理して映すものです。遅延が全くないわけではないが
こんな感じであんまり遅延ないです。
どれがいいの?
結論をいうとBlackmagic Design Intensity Shuttle for USB3.0です。- HDMIパススルー出力がある
- アナログ音声出力がある
- Thunderbolt版と比べて安い(本体価格も安いし、ケーブルも付属してる)
- WindowsPCで使う時にも対応できる(Thunderbolt対応のPCが少ない)
- OBS Studioに直接映像入力できる
んじゃIntensity Shuttle for Thunderboltは何の利点があるの?って感じですが、Thunderboltの方が安定した動作をします。Intensity Shuttleに限らずUSB3.0は結構ノイズが出ます。環境によっては2.4GHz帯を使うワイヤレスマウス等に影響が出るほどです。もしIntensity Shuttle for USB3.0を使ってキャプチャした映像がチラつくなどといった現象が出たらノイズに強いUSBケーブルに交換してください。
といった感じでモノとしてはThunderboltがいいんですが、高いですし、MacでもMacbookなどThunderboltがないMacもあるし、上記ような不具合ってそんなに起こらないのでUSB3.0でもいいと思います。
Elgato Game Captureはどう?安いけど?
配信用途には向いてないです。遅延あり、OBSに対応してない、ソフトが重い。
UltraStudio Mini Recorderはどう?安いけど?
アナログ入力に対応してない。まぁ、これは今の時代あまり用途がないのでいいとして、
HDMIパススルー出力に対応してない。まぁ、これも安いHDMI分配器を買えばいいとして、
Thunderboltケーブルが付属してないので、持ってなかったら買う必要ある。買ったら2万円を超える。・・・。
それよりも問題は音声入力です。
マイク入力にBlackmagicAudioという名称でキャプチャした音声が直接入力できるのですが、若干遅延します。処理能力の低いMacだと、LadioCastと併用する場合に音が途切れたりノイズが混ざることがあります。安定した配信を望むなら別途オーディオインターフェースを導入し、HDMI音声を入れる必要があるのですが、そうなったら今度はHDMI分配器 + HDMIオーディオデコーダーを導入する必要があるため、結局お金のかかることになってしまいます。
Intensity Shuttle for USB3.0で注意することは?
UltraStudio Mini Recorderと同じく音声入力に若干問題があります。ただこちらはオーディオインターフェースに対し音声出力する場合アナログ出力があるので、HDMI分配器 + HDMIオーディオデコーダーを導入する必要はありません。
あとThunderbolt版とUSB3.0版は箱から本体から激似なので、店頭で買う時は間違えないようにご注意でください。
何か後半わけわからんなったけど、どうすればいいの?
個人的まとめ- キャプチャ機器はBlackmagic Design Intensity Shuttle for USB3.0をチョイス
Thunderbolt版でもok - オーディオインターフェースもあったほうが望ましい
お勧めはYamaha AG06 or AG03 - 配信ソフトはOBS Studioを使う
- Blackmagic Designのサポートページで公開している「Desktop Video 」というソフトをインストールした上でOBS Studioを使うこと
以上です。
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