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【Windows 10アップグレード問題】印刷できなくなったbrother MFC-J850DWNのトラブルを解決した話

2016/10/16 20:59 投稿

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  • PCトラブル

先日バイト仲間からプリンターが使えなくなったから見てほしいとのことで、実際に見に行く機会がありました。会社で使うからとても不便しているとさ。

プリンターを一目見てまず思った感想が見たことないメーカーだなぁと・・・Brotherって有名なんですかね?PCに詳しくてもプリンターはリコー、HP、キャノン、エプソンしか知らない人間です。
そしてノートパソコンにはWindows 7のシールとCore i7のシールが貼られていました。オーバースペックだなぁ。モンスターPCじゃなくて助かった。
ところがどっこい、実際に電源を入れてみたらWindows 10が起動しました。それもTH2が。嫌な予感がしましたが、でも今回に限ってはTH2だから不具合が起きたというわけではなさそうです。

もともとWindows 7で、Windows 10にアップグレードされるまではLAN上にある「Brother MFC-J850DWN」で印刷できていたのだが、Windows 10になって以降印刷できなくなってしまい、そのノートPCを代理で購入してくれた人に相談してみたもののその人はこの問題を解決することができず、USB接続にすることでとりあえず印刷できるようにしたらしい。
それでもどうもうまくいかないようで、何度もその人を頼ることに引け目を感じてしまったのか、私に相談したということだ。
私よりも前に別の人が問題解決をしようとしたという話は、後で聞いた話ですが、それを聞いて悪戦苦闘したらしたであろう痕跡がいろいろあったことに気が付きました。

さて、ノートPCのOSは64bit版 Windows 10 Home バージョン1511。そして、問題のMFC-J850DWNは64bit版 Windows 10に対応しているのかというと、対応しております。
http://support.brother.co.jp/j/b/faqend.aspx?c=jp&lang=ja&prod=mfcj850dn&faqid=faq00100164_000
メーカーが対応していると言っているのだから、まず前提として動かないはずがないということになります。
(まあ本当に動かないこともありますが限定的なケースだと思います。もしメーカーがサポートしていないというのであれば頭を下げて動かないものは動かない。新しいプリンターを買ってくださいとしか言いようがありません。何もしないから時間的にはすごく助かるけどw)
ただ、サポートページにはこう書かれています。

ただし、本製品と接続して使用していたWindows® 7/8/8.1のパソコンをWindows® 10にアップグレードして使用する場合は、アップグレードする前に、今まで使っていたドライバーをアンインストールしておく必要があります。

あ・・・ふ~ん。

というわけで、すでにアップグレードしてしまった場合の手順も乗っていたのでそれに従いアンインストールしようとしましたが、スタートメニューの中にBrotherのフォルダはあるのに中はマニュアルへのショートカットしかなく「プログラムと機能」にもMFC-J850DWN ドライバーのアンインストーラが存在しません。そのときは気づきませんでしたが、前の人が悪戦苦闘した痕跡その1ですね。
ないものは仕方ないので、アンインストールツールが用意されているので今回はそれを使用することにしました。
しかしこのアンインストールツールがすごく不便なもので、全自動でドライバーを消してくれません。リストボックスからMFC-J850DWNを探すもMFC-J850DNはあるのにMFC-J850DWNが見つからないなぁと困っていたら、Brotherの製品ページ見たら「MFC-J850DN / MFC-J850DWN」って書いてあるじゃないですか・・・まったくもう!
というわけでMFC-J850DNを選択してアンインストールツールを実行し、アンインストールツールを実行したのにもかかわらず「デバイスとプリンター」の中に残っているMFC-J850DWNをすべて消しました。
ちなみに、アンインストールツールを実行する前に「デバイスとプリンター」を除いたらMFC-J850DWN、MFC-J850DWN(1)、MFC-J850DWN(2)、MFC-J850DWN(3)と4つもプリンターがありました。アンインストールツールを実行したらうち2つは消え、残りは手動で消しました。悪戦苦闘した痕跡その2ですね。

さて、いよいよ再インストール作業の始まりと同時に最大の難関が待ち受けていました。
エラーが発生してインストールできません。脳裏に最悪の事態が浮かび上がりました。このままインストールできず、さらにドライバーをアンインストールしてしまったから完全に使えない状態になってしまうからだ。
エラーの内容ですが、インストールするための必要な空き容量が空いてないとのこと。そんな馬鹿なと思いCドライブの容量を確認すると100GB以上も空き容量があったのでそんなはずはないと・・・でもなぜInstallShieldは正しく空き容量を認識できないんだと約1時間40分も頭を抱えてしまいました。正直超疲れた。
ネットで調べてみても情報量が少なく、そして数少ない情報も今回のケースにおいてはまるであてになりません。
二進も三進もいかないので持参してきたノートPC(32bit版 Windows 10 Home バージョン1607)でインストーラーを起動してみました。
するとどうでしょう?カスタムインストールにしてインストールを進めると、インストールする機能を選択する画面でちゃんと空き容量が表示されているではないですか。
ここで冷静に落ち着いて自分のPCと相手のPCとの違いを照らし合わせていけばすぐ解決したのですが、焦っていたのでじゃあなんで相手のPCは正常にインストーラが機能しないんだよ!って苛立っていました。
そして自分のWin10はRS1、相手のWin10はTH2・・・RS1にアップグレードする?でもものすごく時間をかけてRS1にしたのに解決しなかったらどうしよう・・・RS1にしたらプリンター以外にも問題が起きたらどうしよう・・・(もっともそれについては長時間電源を入れることがないのかWindows Updateのダウンロードが中断されてRS1になっていないだけの話で、いつかあのPCもRS1にさせられるわけだが)
そう思いつつもMedia Creation ToolをダウンロードしてRS1にする準備を進めている途中でもう一度自分のPCでインストーラを起動してみて、さらに違いがあることに気が付きました。
相手のPCでカスタムインストールを選択すると、いきなりインストールする機能を選択する画面に遷移するのに対し、自分のPCではインストール先の選択、プログラムフォルダの選択と遷移して、インストールする機能を選択する画面に遷移します。
これがきっかけでついにピン!っときたのです。これはもしやレジストリにゴミが残ってるのが原因なんじゃないのかと。そしてその考えは見事当てはまりました。

直ちにMedia Creation Toolの実行を中断、レジストリエディタを起動して以下のキーを削除し、ようやくドライバーをインストールすることに成功しました。

  • HKCU\SOFTWARE\Brother (もしかしたらこれは残しても大丈夫かも)
  • HKLM\SOFTWARE\Brother
  • HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\Brother (64bitOSの場合はこれも消す)

私が気付くべき2つのPCの違いは、過去にドライバーをインストールしたことがあるか否かでした。

というわけで無事Windows 10にされてしまったPCで再び、それも無線LANで印刷ができるようになりました。
ほらね?メーカーが動作を保証してるんだからできないことはなかったでしょ?でもメーカーが用意したアンインストールツールが雑で実ファイルは消すのにレジストリのゴミは掃除してくれないからこんなことになったのだ。
最初にトラブルの対応に応じた人が投げ出したくなるのも仕方ありません。私の場合は時間がたっぷりあったので何とか解決に至りました。

アンインストールツールが雑な作りだったことが発覚しましたが、そもそもWindows 7のままだったら起こることがなかったトラブルなのですべてMicrosoftが悪いっていうことで。


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