大きな意味で楽しい何か

陽気な新人サラリーマンの公開手記辞典 #007

2016/08/09 15:56 投稿

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・アーカイブ

初めての登記簿謄本 #001 ⇒ ar1038462
初めての学校経理 #002 ⇒ ar1043562
初めての仕訳 #003 ⇒ ar1048597
初めての出張 #004 ⇒ ar1055210
初めてのUDS #005 ⇒ ar1059032
初めての配達証明 #006 ⇒ ar1080495



・あらすじ

ある日の事でございます。
私は灼熱の通勤路のふちを独りでぶらぶら歩いておりました。

駅の中で項垂れるサラリーマンは、みんなワイシャツだけ真っ白で、
そのまん中にある心の蕊からは、何とも云えない色の思いが、
絶間なく溢れて居りそうです。

月曜日の朝なのでございましょう。











「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己のものだぞ。
 お前たちは一体誰にきいて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」
芥川龍之介 蜘蛛の糸より









部長「佐々木くん、暑中見舞い出した?」

僕「いやー出してないですねー。出した事ないです。」

部長「え...あ、学校のだよ。」

僕「ああ、学校のですか、なんだ。そうか。」



僕「学校の?」



最近夏風邪を引いてしまいまして、延々と咳をしています。
陽気な恋人(佐々木)と申します。
皆様いかがお過ごしでしょうか。



さて皆様は暑中見舞いは既に出されていますか?
現在であればもう残暑見舞いになりますね。



しょちゅうみまい
【暑中見舞い】
夏の暑い日に知人や友人へ安否を確かめる為、
会いに行ったり手紙を出したりする事。
しかし、今となってはただの社交辞令である。

調べた所によると、時期は諸説あり
立秋(だいたい8月7日)前の約18日間が適所とされてますが、
正直そこまで厳密に見てる人なんて居ません。

7月なら暑中見舞い、8月なら残暑見舞いで大丈夫です。



ざんしょみまい
【残暑見舞い】
暑中が過ぎたあたりに出す手紙を人はこう呼ぶ。
残暑見舞いと。






部長「出してってお願いしたよね?」

僕「え!(どうしよう聞いてなかった...)」

僕「ももも申し訳ありません...忘れてました...。」

部長「えええ!困るよーもう8月だよ!」

僕「そそそ早急に手配致し..!」

部長「あ、ここにメモあるや。ごめん伝えてなかっがっはっは。」

僕「...(゜□゜)」



という下らないやりとりもあり、
暑中見舞いが間に合いませんので残暑見舞いを出すことに。



学校法人グループ全校合わせて2000枚以上。
2000枚て。
一万円札だったら2000万円ですよ。





とにかく急を要するので

後輩の女の子にも手伝ってもらい、僕がデザインし印刷会社に発注し
相方に住所録をラベル印刷してもらう事に。

2000人じゃなくて2000社なのでね、
ちゃんと企業向けの物を作成しました。

それがこちら



大丈夫です、印刷ミスではありません、加工しました。

正直恐ろしいほど良い出来です。
例年のデザイン担当者が若干引いてました。

CMやポスターに使えるレベルの力作ができてしまい、
自分でも驚いている次第です。

恐ろしい子。



あとは後輩にラベルを印刷して貰って無事完成。
ただ、量が量なのでラベル印刷が追い付かず、
一日600枚ずつ送る事にしました。



この様に大量のはがきを出す場合などは、郵便局で貰える
別納郵便物等差出票を書いておくとスムーズです。



べつのうゆうびんぶつとうさしゅつひょう
別納郵便物等差出票
なげえ。
大量な郵便物を一気に送る場合はこれ。

本来なら太枠内を全て記載しておくべきだが、
間違っていた場合訂正印が必要になってしまう為、
企業で利用する場合は、枚数やサイズと差出人だけ記載し、
残りは郵便局で調べて貰って書いた方が確実である。
(訂正印が無い方の為に署名部分がある親切設計)






灼熱の太陽に照らされながら600枚のはがきを持って郵便局へ。
地獄に迷い込んだかな?と何度もGPSで確認する程しんどかった。



ようやく郵便局へ辿り着き、ドヤ顔で窓口へ。

僕「これ、お願いします(ドヤ」

郵便局員「お預かりいたします。お掛けになってお待ちください。」

僕「はい(ドヤ」



着席(ドヤ



おや?
何やら揉めているのが見えます。

受付のお兄さんが後ろに居たベテランの局員さんに怒られている様子。
ああ、何だろうなー、何か問題あったんだろうなー。

何度もこちらをチラチラ見てくるし。
皆ぞろぞろ集まって来てるし。

僕が持って来たはがきを手に取ってはガッカリした顔を見せ、
一度こちらをチラ見するというのを何十回も繰り返した後、名前を呼ばれた。

何もない訳がない。



僕「ど、どうしました?」

郵便局員「申し訳ございません、
     こちらをはがきとして受け取る事ができません。」

僕「な、なんだってぇ!?」



問題のはがきの宛名面がこちら



偶然カエルが横切ってしまいましたが、皆さんは何が問題かお分かりでしょうか。

実は郵便はがきというのは郵便番号記入枠の上に
「郵便はがき」という記載がないと郵便はがきとは認めて貰えないのです。

※郵便はがきサンプル



※問題のはがき



何だそれ!

ちなみにそれは手書きでもゴム印でも全く構わないそうです。

何だそれ!

ちなみに郵便はがきと認められないそれらのポストカードは封書扱いとなり、
はがきであれば送料50円の所、80円という160%の力を発揮します。
600枚であれば3万円の所が約5万円になるんだってさ。

何だそええええええ!?

震えた。



僕「なななななんとかななななりませんかねねねね」

郵便局員「...も、申し訳ありません。」

僕「い、い、い、いやあああああああああああああ」



話術と演技と涙脆さに定評がある佐々木は粘ります。
するとどうでしょう。

涙目で懇願する大男に根負けした職員さんが
今回は局で印を押してくれるという大サービスをしてくれました。

本当に良かった。

そして愛してる郵便局。

本当にありがとう。

燃えないでね。






帰ってきた僕はもう汗ダラダラで発注元に怒る気力すら無く、
非常に穏やかな気持ちで懇々と諭し、宛名面の再印刷をお願いしました。

この炎天下、郵便局までの地獄路を何百枚というはがきを抱えて
往復するのは本当に地獄。既にフラフラです。

あの郵便局は正に仏。
こんな僕に蜘蛛の糸を垂らしてくれたのです。



なんまいだ。(はがきだけに)



しかしまあ、この30年間知りませんでしたね、
はがきにこんな常識があったなんて。

受付の局員さんも印刷屋さんもプロですからね。
そのプロが忘れてしまう訳ですから、知らなかった方も多いのでは?

世の中にはまだまだ知られざる常識が蔓延しているようです。
これからもさskdふぁsぎおkcあ。」あ



完全に熱中症になりました。
今日はこの辺にしたいと思います。



皆さんも熱中症には十分注意して下さいね!






陽気なkぼいb;kt(ささい;kl

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