■2015年2月26日
■現在地
北海道函館大沼公園前
■移動距離
64km
■目的地まで あと
620km
■本日の旅の感想
前回の「青森編」から、今度は北海道でヒッチハイクをすることとなった。
フェリーで1時間半、北海道函館に到着。
ここではどんな出会いが待っているだろう。
■本日の旅の大反省
舐めていた舐めていた舐めていた!
やるんじゃなかった!北海道野宿!!
駅の中だし、雨風防げているから大丈夫だろうと思っていたらとんでもない!!
目が覚めたら全身の震えが止まらない、自力では止められない、勝手にブルブル震え続ける。
眠ったのが午前3時、疲れていたせいもあって直ぐに寝た。
それから2時間半、電車の時刻表を見に来た男性の物音で目が覚める。
起きた瞬間は何ともなかったのに、段々と体が小刻みに震えだし身動きがとれなくなった。
それから間もなく全身硬直状態でガタガタ震え出した。
どうしていいか分からず震え続けていると脳内に「死にますよー」のアナウンスが流れ始めた。
耳鳴りが体の活動限界をお知らせし始めたのだ。
このままではきっとマズイんだと察し、自ら体を揺らし体温回復に勤めた。
誰もいない駅でひとりブルブル縦横震え続けるオッサン。
30分後、ようやく血液も温まり体の自由が効いてきたので、今こうして記事を書いている。
しかし今も震えが止まらない。
窓の外にはチラチラ雪が降っていた...どうりで寒いわけだ。
なんとか暖を取る方法はないのか!?と思っていたその時だった。
それは奇跡の出合いだった。
北海道ならではだろうか、なんと公衆トイレに暖房が付いていたのだ!!
あったかい!信じられないことにトイレがあったかい!!
凍えきっていた体に生気がみなぎってくる。
ここでさらに自販機の「あったか~い」コーヒーを購入、体の内側から温める。
ふぅ…生き返った、生きててよかった。
トイレがこんなに快適だなんて生まれて初めての経験だ。
ヒッチハイク北海道編スタート初日で思い知る、完全に舐めていた。
野宿なんて自殺行為だ、眠ったら死ぬ、間違いない。
それからしばらく、どうにか理由を付けてリタイア出来ないかと考えを巡らせたが、良い考えが浮かばず
このまま最後まで旅を続ける事を改めて決意した。
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