4月22日に生主ハウスにて『第一回「ペヤング超大盛ソースやきそば」早食い大会』が開催され、生放送主でもある力也さんの
コミュニティでその模様が放送された。

「ぺやんぐ超大盛ソースやきそば」とは「ペヤング ソースやきそば」の麺を2食入れた2倍のサイズのカップ焼きそばである。
この215円という低価格にも関わらずそのカロリーがなんと1099kcal！
梅干入りのおにぎりが、1個で約173kcal！なのでおにぎり約10個分おにぎり約6個分の高カロリーを含んでいるのだ。


この炭水化物の魔物をいかに早く完食するかを競い合うタイムアタックを行うのだ。当然ながらコストは安いが、人体の負担は相当高くつくことであろう。


・早食いの基本は噛まないで、飲み込むこと
・焼きそばに水を入れて流し込むのは禁止
・世界記録は43秒
・ルールはピアキャスルールを参考
・優勝者はＰＳ３とソフト6本


まずは一人目の勇気ある挑戦者は栃木から参戦したネドさん。お笑い芸人の河本に似ていて、なんと小中学生の女の子が好きという生粋のロリコン野郎である


飲み物は酒を用意しお酒で麺を流し込むも、やはり酒の早のみはきついようでむせてしまうも、3分48秒52で完食した。



続いて二人目のチャレンジャーはネックス。生主ハウスに住み始めてまだ間もない生主で、今回のＰＳ３の提供者でもある。


飲み物は名前の通りペプシネックスを用意。しかし炭酸類での早食いは少々無理があったようで、
3分16秒81という記録で留まってしまった。



三人目は@masyu元々はウナちゃんマン氏のリスナー。どことなく顔も似ている



それでも謙虚で大人しく、緊張で胃が恐縮したのかタイムは
3分3秒13




四人目の男はヤット。俺の家の近くに住んでいてわざわざ女生主のマリアンヌに会いに行き生主デビューさせた男だ。過去にホットドック40個を平らげた鉄の胃袋を持つ男である。
上半身裸になり気合を入れ期待を誘うも見た目に反してアタックタイムの結果は、

2分46秒65

しかしここで、リスナーから審議が入る。残ったカップにあまりに汚い食べカスが多く見受けられて+5秒が罰として加算された。

ようやく3分台の高い壁を超えたのだが、かやくの食べカスが汚いことで+5秒が付け加えられ2分51秒65



そして遅れてきた期待の大型生主、石鹸さん緊張の面持ちだが、なんとここに来る前に腹が減ってカツ丼を食べてきてしまったのだという。これは大きなハンデである。



しかしスタートの合図と共に、今までの参加者が見せたことのないような勢いで麺を掃除機のように吸い込む石鹸さんに期待は高まる。
この出来立てで高温の麺を口に一気に流し込み飲み込む。まさに壊れたバキュームカーのように見事に吸い込まれていく麺（1099kcal）はみるみる胃袋に収納された。

その記録は驚くべきことに

1分30秒37

これは他参加者の2倍のスピードである。
この悪魔の記録とも言うべく数字を前に誰もが石鹸さんの勝利の確信を疑わなかった。

だが、早食いの世界では石鹸さんの神がかった記録も巨象に歯向かう蟻のごとく一蹴されるような記録がこのあと飛び出るとは誰が信じただろうか。



最後の挑戦者であり主催者の力也さんである。
彼は、お湯を注いだ麺を丹念にねぶるように高速の動きで箸でかき混ぜる。
恐らく高温に熱された麺を少しでも冷やしているのだろうか？


「いただきます」の合図を皮切りにこの野生児は焼きそばを、口に箸で無理やり流し込み始めた。そう焼きそばを食べてるのではない。
掃除機で吸引するように飲み込んでいるのだ。

その超大盛り焼きそばの麺は瞬く間に吸い込まれた。異常とも言える箸の動き、そして麺を流し込むための水を飲むタイミング。一瞬の判断ミスも許されないタイムアタックが、この瞬間行われている。

その記録1分5秒

他の挑戦者が嗚咽をあげながら叩きだした3分台の記録がスローに見えるほどのタイムである。


この結果、当然優勝はダントツで力也さんが他を寄せ付けない圧倒的瞬発力で超大盛やきそばを飲み殺し、ＰＳ３をゲット。

なお、優勝できなかった5名には力也さんの濃厚なディープキスが全員に送られた。








そして、この「ペヤング超大盛やきそば」を胃に放り込んで、さらに2度目のおかわりを石鹸さんが挑戦することになる。
合計2198kcalへの無謀な挑戦である。

これは、普通サイズの「ペヤング焼きそば」を、4人前を食べるのと同じことだ。
何故、石鹸さんはこんな申し出をしたかというと、力也さんとの濃厚なキスを絶対にしたくなかったからである。

カツ丼を食べ、超大盛やきそばを食べ、更に2度目のタイムアタック。これは男性一日の平均カロリーをはるかに超越する3000kcalへの無謀なチャレンジである。



二度目の満腹中枢の極限を超えた早食いの歴史は塗り替えられた。
なんと石鹸さんは1分1秒56という力也のタイムを更新する記録を繰り出したのだ。
まさに奇跡の大逆転でキスはまぬがれた。喜ぶ石鹸さんと、驚きのスピード食いに歓喜に沸くリスナー。


しかし、この男、力也さんはさらにその大記録を上回る世界記録をやりのけた。




そのタイム40秒23

これは現在までの生放送における「ペヤング超大盛やきそば」早食いの世界記録である。





そして石鹸さんは、より濃厚な力也からのディープキスを受けることになる…。







ＴＶ番組から大食いや早食いがなくなってどれぐらい経つのだろうか？
一般人はこんな馬鹿なことをして、と眉をひそめてるのだろうか。だが、こんな馬鹿が危険を顧みず無償で体を張っているのを見て、笑いの他に“馬鹿を極め"れば天性の才能になることが解った。

なお、力也さんのインタビューを行ったのだが、

「あのあと、打ち上げ会でサイゼリアにみんなでピザを食べに行きました」
とのこと。

一日で5000kcalも食べた力也さんは一ヶ月に一回はこの早食い企画をしたいと嬉しそうに語ってくれた。

※なお早食いは非常に体に悪く、とても大きな負担をかける為、絶対にマネしないでください。

記者名：横山 緑
プロフィール：ニコニコ生放送のトークカテゴリで人気の放送者。トレードマークのマスク姿でさまざまな企画を自ら考案し、実施している。
コミュニティ：co1827022
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ガジェット通信記者リンク：http://getnews.jp/archives/author/midori