小沢一郎代表 定例記者会見(2013年11月25日)
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11月25日、小沢一郎代表が定例の記者会見を行いました。
質疑要旨は以下の通りです。
【質疑要旨】
特定秘密保護法案の審議の進め方について
Q. | 特定秘密保護法案について、与党側は早ければ明日26日にも衆議院を通過させたいという構えだが、一方で修正合意に応じた維新などは明日であれば応じられないという姿勢を見せている。今のこの採決の日程感をどのように受け止めているかということと、仮に本会議にかけられた場合、生活の党としては出席して反対票を投じるという対応でよいかという2点をお聞かせいただきたい。(NHK) |
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A. | 特別委員会を作って連日(審議を)やったのでしょう。だから、その意味では政府与党としては随分やったということになると思うけれども、問題が問題だけに野党がもう少し質疑をしたいということであれば、させていいのではないか。私はそのぐらいの余裕とまじめさが与党にあってもいいと思う。
我々は別に欠席するということではない。出席してもちろん反対ということになると思う。 |
Q. | 政権と同一の歩調を取る維新の会やみんなの党についてどう思うかということが一点と、生活の党は早くに反対ということを表明されたけれども、なかなか態度を鮮明にできなかった民主党の態度についてどう思うか。(読売新聞社) |
A. | 問題が問題だから、ちょっと修正したから簡単に賛成という類のものではないと思う。これはメディアの皆さんも同じだと思うけれども。 維新もみんなも政府自民党のサイドに考え方そのものが類似しているのではないかという印象を皆が持っているのではないか。だから、もはや野党ということで国会審議に臨むという感じは受けないと思う。 民主党は最終的に反対ということになったけれども、この類の法案でそれほどそう時間をかけなくても、各党の政治理念や考え方で結論は出せるはずだと思うので、野党第一党の民主党ということであれば、もう少しはっきりした意思表示を早い時期からしてよかったのではないかと思っている。 いずれにしても、国会の各政党が国民の目から見るとなんとなく、皆与党寄りになってしまったような感じを持つのではないだろうか。これでは野党の存在理由はないので、何回選挙やっても政権は取れない。私は、そういう意味で自民党と考え方が同じだと言うなら、それはそれではっきりした方がいいので、曖昧でどっちか分からないような、与党でもない野党でもないというような形は国民を当惑させるだけで、決して議会制民主主義のいい形だとは思えない。 |
Q. | もう少し野党が審議をしたいならしてもいいのではないかというご発言だったが、例えば国会の会期を延長して審議をしていくというところなのか、それとも、継続審議にして次の国会でも時間かけてやった方が良いというお考えか。(NHK) |
A. | 私はこの溝は容易に埋まらないと思っている。考え方の違いだから。
ただ、その中でよりいい案があるという意見が野党に残っているとすれば、それは大政党与党としては、また政府としては、それは受け入れてやるべきだと私は思う。 とにかく、野党が質疑をやりたいというのならやらせればいい。それが政府与党の器量、姿勢というもので、最終的には多数決でやるのだから。私はそう思う。 |
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