小沢一郎代表全国行脚~青森県PartⅡ~
3月30日(土)、小沢一郎代表が全国行脚の一環で、平山幸司参議院議員の選挙区である青森県を訪れました。今回は、東北町町長・斗賀壽一氏、JA青森県中央会会長・岡山時夫氏を表敬訪問しました。その後東日本大震災の被害を受けた階上町の復興視察を行い、八戸・十和田各市で行われた平山幸司議員を囲む会に出席しました。途中行われた記者団によるぶら下がり取材の要旨は以下の通りです。
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【ぶら下がり取材要旨】
JA青森県中央会、岡山時夫会長訪問について
Q. | 岡山会長とはどのような話をしたか。 |
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A. | 平山(幸司)君が、6年前の選挙でも大変お世話になったし、今度も厳しい選挙なので、なんとかご指導を頂きたいということで、いろんな状況等について意見交換をさせてもらった。いずれにしても、厳しい選挙戦だけれども、平山君は平山君で、地域で一生懸命頑張る。私としては若干、地元の岩手県の方でも何かあったようだけども、いずれにしても野党が力を合わせないとだめだ、ということは、ずっと前から言い続けてきたことである。青森県の場合も、民主党をはじめ、各党の人たちとも連携を取れるような形になれば、十分勝利をつかむことができると思う。平山君の地域の活動と同時に、私自身もそういう連携、協力の形が出来上がるように、努力をさらに続けたいと思う。今日は本当に、6年前の選挙の事やら何やらに話が及んで、大変ありがたく思っている。今後ぜひ平山君のご指導をお願いします、ということで、今お暇してきた。 |
Q. | 農業関係の施策についてどういう話をしたか。 |
A. | 農業についてはTPPも当然話が出た。今の政府はやはり、アメリカの言う通り参加を表明し、結局交渉の中でもアメリカの主張通りになってしまうのではないかという不安を、私も強く持っているし、岡山会長も同じ認識を持っているのではないかと思う。そういう中で、いろいろな政党があるが、今アメリカの呼びかけに応じて、TPP交渉に参加すべきではない、と明言しているのは、我々生活の党だけだから、その意味で、ぜひ私どもの主張を理解していただけたら、と願っている。 |
Q. | 支援を得られそうな好感触はあったか。 |
A. | 政策的にも、TPPの問題でも、政策面では完全に理解していただいていると思う。ただ団体全体としての意思決定を今しているわけではないので、そういう意味ではなお、我々の党だけがTPPの参加に反対しているという現実を踏まえて、会長はじめ皆さんに理解してもらって、平山君を支援していただくことを願っている。 |
(平山幸司参議院議員への質問)
Q. | 今日の会談はどんな感触だったか。 |
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A. | 小沢代表が6年前に民主党代表だった頃に、私も参議院選挙で、一人区で国会に送っていただいた。その時岡山会長は、この地域の組合長だった。 |
参院選青森県選挙区について
Q. | 青森県選挙区では、みんなの党と日本維新の会が連携して、みんなの党の候補に一本化するということだが、野党協力の面から、このことについての所感は。 |
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A. | 特に一人区だから、それぞれがやっても現実問題として自民党に勝てない。これまたみんなの党も維新の会の人たちも、どういう風に日本政治全体を見ているのか。一人区では我々はじめ、民主党の現職が、私が代表の時に一人区で相当勝たせてもらったから、結構いる。そこに候補者を立ててくるということは、維新やみんなの党が勝てるのならばまだ話は別だが、事実上自民党を利するだけの話で、去年の年末の選挙と同じで、自民党の勝利に加担するという話になる。だから私どもとしては、この青森でも、岩手でも秋田でもどこでも、一人区ではやはり力を合わせないといけないのではないかと思っている。 |
平野達男前復興大臣の離党検討報道について
Q. | 今日、岩手の平野達男前復興大臣が民主党の離党を検討している旨の報道があったが、どう受け止めるか。またこの件について、事前に平野氏から相談があったか。 |
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A. | 地元の新聞が1面トップで報じているし、多少本人もコメントをしているようなので、多分事実なのだろうと思う。私の方には一切彼からの話はない。また、生活の党岩手県連の幹事長をはじめ、執行部の人たちも、全く、寝耳に水というか、突然のことで驚いているようだ。これは我々だけではなく、民主党の方もそうではないかと思うが、そう意味で、彼がどういう考え方で、そして今後どういう風にしようとしているのか、私どもの常識では見当がつかない。 |
Q. | 従前小沢代表は、選挙協力であれば、民主党が党として協力を呼び掛けてくるべきだと言っていたが、報道通り平野氏が離党し、無所属で出馬する場合、平野氏側から選挙協力の依頼があれば、前向きに応じることはあるのか。 |
A. | 平野氏から(選挙協力依頼が)あるのならば、何も民主党を離党する必要はない。民主党がちゃんと協力しましょうということであれば、平野氏は離党することはない。多分離党するということは、民主党ともある意味縁を切ることだろうし、我々には何の相談もないから、私どもと連携を取るという意思はないのではないか、と言う気がする。何も話がないのでよくわからない。 |
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