20181126  
11月26日、自由、立憲、国民、共産、無会、社民の野党5党1会派が衆議院大島議長に「議長談話の趣旨に沿った議会運営を求める申入れ」を行い、自由党からは日吉雄太国会対策委員長が出席した。

申し入れの内容は、今年7月に衆議院議長から国会議員と行政府に発表された所感が、政府と与党により無視されている状況は危機的であり、本日26日夕刻に職権で定例日外の開催が決定されている法務委員会について、法務委員長に対し中止するよう指示を依頼するもの。
今年7月の衆議院議長の所感は、前国会で民主的な行政監視、国民の負託を受けた行政執行といった点から、民主主義の根幹を揺るがす問題が生じ、そのうえで行政府と立法府に対し深刻な自制と改善を求める内容であった。しかし政府と与党は今国会でも、いわゆる入管法改正案の審議において、法案自体の内容、法案審査に不可欠な資料、法案審査の手続きのそれぞれの面で、更なる民主主義の根幹を揺るがす問題を生じさせている。そのため、この法案は今国会で強引に成立させようとするのではなく、十分な時間をとって慎重な審議が行われるよう拙速な法務委員会の開催の中止を求めた。