6月1日、内閣委員会に所属する自由、立憲、国民、無所属の会、共産の各委員が急遽「カジノ法案の慎重審議を求める!野党共同記者会見」を行った。
会見では野党4党1会派から政府・与党への要求事項が発表された。
自由党の玉城デニー幹事長は「現場の慎重審議を、という声を受け、今朝私から野党国対にも報告をした。野党で結束して当たりたい」と述べた。
「カジノを含むIR整備法案審議に当たっての要求事項」は下記の通り。
- 国民の声を聞くこと。国民の多くがIR、カジノについて、反対、疑問の意見を持っている。国民の声をしっかりと受け止めるために、地方公聴会、中央公聴会を行うこと。また有識者(法制度にかかわる専門家も含めて)やIR事業者など関係者の意見を聞く場として、さらなる参考人質疑を行うこと。
- 十分な審議時間を確保すること。昨日の参考人質疑でも「国会で慎重かつ十分な審議を」と要望されていた。また200条を超える新法は、介 護保険法以来、21年ぶりのことであり、きわめて重要な法案であることは、与野党共通の認識である。介護保険法が3国会にわたって50時間 超の審議を行ったことを踏まえて、それを下回らない審議時間を確保すること。
- 充実した審議に資するための資料の提出を求める。
- IRの経済効果について、我が国における規模、また社会に及ぼす負の影響を含め、政府としての試算を示すこと。
- 350項目に及ぶ政省令事項について、その概要を明らかにすること。
- IR法案提出に向けた与党協議における議論の論点及び政府提出資料の開示。
- その他
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