6月16日、通常国会閉会にあたり、小沢一郎代表が記者団からの取材に応じた。小沢代表の質疑内容は以下の通り。
また同日両院議員総会も国会内で開かれ、共謀罪採決時の衆参の国会情勢が報告された他、公認候補者の承認、都議選推薦候補者の応援等が確認された。
【質疑要旨】
Q.今国会を振り返って
A.150日、長かったけど長いだけ。我々にとって実のある結果はなかった。
Q.与党は延長なしで押しきってしまったが
A.かつてないのでは。共謀罪など国民があれだけ反対しても(延長せず強行に採決が行われた)。
Q.1強の安倍政権について
A.好き勝手やっている。1強というが(政権交代後の)民主党もそうだった。いつでも政権がひっくり返る、それが小選挙区制。
Q.次期衆議院総選挙について統一候補のメドは?
A.今のままなら無理。昨夏の参議院選挙で1人区の選挙区で11勝ったというが、敗けは負け。2/3取られている。認識が甘い。
Q.内閣不信任案、問責決議案の等、今国会の野党戦略をどうみるか?
A.最後に出しても意味がない。2009年時はあらゆる手段で徹底抗戦した。文句も出るけど支持をうけた。上品な野党では分かりにくい。困ったものだと思う。
Q.加計学園問題、終盤の文書公開についてどう思うか?
A.とっくに総辞職の内容。韓国の朴前大統領以上の問題。権力の濫用を超えている。最終的には国民の責任だが、(総辞職に追い込むのは)野党の責任。
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