6月14日、自由、民進、共産、社民の野党4党は、松野博一文部科学大臣の不信任決議案を衆議院に提出した。
玉城デニー国会対策委員長は提出後に行われた記者会見で、「文科大臣の姿勢は国民への説明責任をまったく果たしていない、という観点で一緒に提出した」と述べた。
松野文科大臣不信任決議案提出理由
文部科学大臣松野博一君は、前川喜平前文部科学事務次官が「行政がゆがめられた」と告発した加計学園疑惑にからみ、「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」などと明記された文部科学省の内部文書について、「確認できない」「再調査しない」と繰り返し、国民に対し真実を明らかにするどころか、事実を隠蔽しようという姿勢に終始してきた。国民の強い批判を浴び、ようやく再調査を表明したものの、再調査の目的が情報漏洩の「犯人捜し」と処分であることを示唆したばかりか、会期末を待ってうやむやにしようという本音も透けて見える。このような松野文部科学大臣の姿勢は、まさに国民への背信行為と言うほかない。
以上が本決議案を提出する理由である。
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