左隣のラスプーチンのブロマガ

歌合でバトル(物理〉が面白すぎなあれ。

2013/04/27 01:30 投稿

  • タグ:
  • 書評
  • 詠う!平安京
  • 真柴真
  • 漫画
  • 古典漫画
  • 百人一首
  • たたた
杉田圭『うた恋』のヒットに乗じて、いろいろな和歌モチーフの漫画がでておりますが、ついにでたか、とゆう設定の漫画がこれ。





その界隈じゃ有名のようで、『ダ・ヴィンチ』なんかでも取り上げられていたとゆう、ぶっとび系古典原作マンガです。

最近元気がないGファンタジー系のなかではけっこう目立つ存在のようで、かなーり少女入った絵柄ながら、イケメン歌人勢揃いのファンタジー平安京に美少年が飛ばされちゃうという王道設定です。

百人一首で歌人同士がバトルするという無理やり極まりない漫画なのですが、一首読んでいしまったらそのあとどうなってしまうのか、完全に「イベントが終わったダンジョン」化してしまうのではないかと心配になります。しかもその百人一首を一首聞くたびに、主人公が持ってるカードが埋まっていくという集めゲー的要素まで! その設定は本当に必要なのか!

そうはいうものの、画力はかなりのもの。

和歌を読むとその和歌の設定の通りに周りの状況が変化するという無茶苦茶ながら、なかなかそのエフェクトが魅せる! 

しかし歌の解釈はそれでいいのか!?

なお、一巻の「から紅に袖くくるとは」で紅葉が炎のように燃え広がったとゆうシーンの元ネタは歌人の高橋睦郎『百人一首』で「唐紅」を血でそまった河であると「解釈してみた」ところあたりではないかとおもいますがどうでしょうか。

百人一首歌の解釈の相違で量子重ね合わせ的な状況になってしまわないかと心配です。

そんな具合に心配でたまらない設定で自分の首を占めつつも、きっとこれから『愛国百人一首』とか『女房百人一首』とか『自讃歌集』とかでとか、古典文学ファンも垂涎の『詠う! 平安京』。みなさま春の嵐が吹きまくっている春の夜に月を見ながらいかがでしょうか。

ただし、受験生はこの本で勉強すると大変なことになるかもしれません!

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事