▼第117号(2015.02.11)
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虚構新聞社発行
虚構新聞友の会会報
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目次
1.ごあいさつ&流言蜚語~バイラルメディアとPV至上主義の話~
2.次回予告
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1.ごあいさつ&流言蜚語~バイラルメディアとPV至上主義の話~
会員のみなさん、こんにちは。社主UKです。祝日いかがお過ごしですか。今月もどうぞよろしくお願いします。
教える仕事の方は、先週私立高校の合格発表があり、教え子たちは全員無事合格しました。とは言え、全員すべり止め受験だったので、これから来月初旬の公立本番に向けて引き続き仕事が立て込んでいます。さらに月末には期末テストもあるので、今月は結構大変なスケジュールだったりします。
本紙と関係ない話はさておき、今回は少しネット界隈の話を。
以前、SNSでの拡散を主とした「バイラルメディア」について少し書いたのですが、どうやら短命のうちにネットから姿を消すことになりそうです。
▼「BuzzNews」閉鎖 「A!@attrip」全記事削除……バイラルメディアの著作権侵害、運営元が相次ぎ謝罪
→http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/09/news066.html
バイラルメディアの本家アメリカではすでにネットからの転用→PV(ページビュー)稼ぎという役割からオリジナル記事の配信へと重点を移しているのですが、日本においてはそういうジャーナリスティックな方向性ではなく、PVによる広告費を短期的に稼いで、問題が大きくなったら閉鎖という焼畑商法に終わりそうです。
社主本人がメディアに出るようになった一昨年あたりから、ネットメディア界隈の人とお話する機会が増えたのですが、近年この「PV」や「バズる」という言葉がとみに聞かれるようになった印象です。「業界の中の話」といってしまえばそうなのかもですが、社主は業界の外の人なので、こういう言葉ばかりが飛び交う状況に若干気持ち悪さを覚えます。
テレビ局の建物内に入った方ならご存じのように、局内はエレベーターの中から廊下まで「笑ってはいけない24時 23.1% 深夜帯トップ!」といったような高視聴率番組の速報値がアジビラレベルにびっしりと貼ってあります。視聴率はテレビ局のステータスでもあるので、こうした張り紙には社員を焚きつける効果もあるのでしょうが、社主には異様な光景に映りました。
(*ニコニコから無料でご覧のみなさま、以下長くなるので今回はここまでです。短くてすいません!)
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