▼第52号(2013.06.21)
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虚構新聞社発行
虚構新聞友の会会報
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目次
1.ごあいさつ
2.流言蜚語 ~ツイッター時代の記事拡散~
3.坂本問答 ~「よく飛ぶ記事」について~
4.次回予告
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1.ごあいさつ
友の会会員のみなさん、こんにちは。社主UKです。今週新たに2人の会員をお迎えすることになりました。どうぞよろしくお願いします。
さて、やっと梅雨らしくなったようで、昨日から今日にかけて本紙本社がある滋賀にも結構な量の雨が降りました。滋賀県民なら誰もが気にかける琵琶湖の水位にも良い影響が出たのではないでしょうか。
先日会員専用掲示板にも書きましたが、琵琶湖の水位は滋賀県民にとって最大の関心事で、毎日そのチェックは欠かせません。新聞の地域欄には月齢と並んで水位の情報(前日比±○○センチ)が載っていますし、NHKが夕方に放送する各支局からのニュースコーナーでも、天気予報の最後には必ず琵琶湖の水位が発表されます。
ですが、実を言うと本当に水位に関心を持つべきは、滋賀県民ではなく、その下流に住む京都・大阪府民なのです。「近畿の水瓶」の異名からも分かるように、琵琶湖水系の恩恵にあずかっているのは下流の民であります。
滋賀県では、渇水時にはダムからの放水量を減らすなどして水位の調整につとめているため、その影響が最も深刻になるのは、京都・大阪の人たちなのです。本来ならば琵琶湖の水こそが彼らの生命線(ライフライン)なのですが、当の本人たちは、しばしば「滋賀県民は琵琶湖と一蓮托生」などと軽い嘲笑を投げかけてきます。滋賀県民の多くは、古来より彼らの「上から目線」を味わっているのです。
社主自身、かつて下宿していたころ、そのような「上から目線」の体験を経てきました。なので、その立場から言わせてもらうと、今年の夏は一度ダムを完全に閉じて、彼らに水のありがたみを知らしめてやるべきではないか、と、そう思うのです。水の流れない宇治川、淀川を目の当たりにしてやっと彼らは母なる琵琶湖(マザーレイク)の包み込むようなやさしさを知ることになります。
序文にもかかわらず、なんか調子に乗ってつらつら書きすぎました。
それはともかく、今日でとりあえず1週間も終わり。よい週末をお過ごしください。
虚構新聞社社主 UK
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