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ニコニコ動画新機能「ジャンル」「代表的なタグ」への懸念

2019/03/14 21:41 投稿

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まだ理解できていない部分や聞き逃してしまった部分があると思いますが、とりあえず運営生放送を見た感想です。
前回の文章は書きすぎたところもあると思います。ごめんなさい。
とりあえず「代表的なタグ」で該当ジャンル以外のものも含め100件表示可能、カテゴリタグが代表的なタグに移行後すぐには消えず、移行期間が存在するということである程度納得しました。
半年後からカテゴリタグ由来の代表的なタグが消える可能性がある点については疑問が残りますが、これについては正直、運営の采配次第…としか言いようがないです。
どのぐらいの基準・スパンで代表的なタグが入れ替わるのか、やってみないと正直分かりません。
ここではそれ以外で現在懸念しているこまごまとしたことを書いておきます(前と同じように心配しすぎかもしれませんが)。

1.「ジャンル」関連

ジャンルの分類の仕方がいまいち判然としない…というのがまず指摘したいところです。例えば「旅行・アウトドア」と「自然」。それぞれ旅行カテゴリと自然カテゴリに大まかに対応するジャンルとして位置づけられていますが、自然カテゴリにも魚釣りや野宿、キャンプなどのアウトドアの動画があり、どっちに投稿すればよいのか混乱を引き起こす可能性があります。もちろんどのような分類にしても、際の部分でどっちの分類に投稿すればいいのか、という問題は発生します。しかし、これについては名称をそのまま「旅行」「自然」にしておけばよいのにそうしておらず、際の部分どころかかなりダダ被りな部分が生じてしまっているという点が問題です。

また、「その他」ですが、「例のアレの動画を見たい!」となってその他ジャンルのランキングを見たとき、今までのノリでその他(小カテゴリ)の投稿者がジャンルを「その他」に設定していた場合、例のアレと関係ない動画もランキングに含まれてしまうことになります。もちろん代表的なタグで絞り込みができるものの、カスタムランキング上では例のアレタグとその他タグの動画がセットになって表示されてしまうので、例のアレ視聴者からの不満は出るでしょう。
他にも「ダンス」「乗り物」のような、「踊ってみた+MMDダンス動画」「車載動画+鉄道・航空機」というようなジャンルについては、現時点では視聴層がそれほど被っておらず、カスタムランキングの列としては使いにくくなる点が懸念されます。ただ、時間が経ってジャンル内の投稿動画・視聴層の傾向が変化する可能性があるので、必ずしも悪い方向に動くとも限りませんが。

最後に、「この動画はこのジャンルに投稿しなければいけない」ということは無い、という点についてさらなる運営側からの周知を求めます。カテ違い論争の二の舞にならないように。特に「解説・講座」ジャンルなど、複数ジャンルの動画にも広くあてはまり得るところにとってはトラブルの元です。

2.代表的なタグが細分化されすぎてしまうのでは?

代表的なタグの選出の基準に「利用度」という言葉を使っていますが、その「利用度」がどのような基準なのか判然としないため、ひょっとしたら現在での利用は少ないけれど、それらのジャンルを包括できる便利なタグが選ばれないのではないか?という懸念もあります。

現在のその他(小カテゴリ)を見てみましょう。現在のその他はカオス状態ですが、主に刀剣乱舞の動画が多いです。刀剣乱舞関連で「人気のタグ」上位5件を見てみましょう。

  1. MMD刀剣乱舞
  2. 人力刀剣乱舞
  3. 刀剣乱舞卓ゲリンク
  4. 多キャラ刀剣乱舞
  5. 刀剣乱舞
このように、動画投稿数だけでの指標ではあるものの、「MMD刀剣乱舞」などの方が多くなっており、最も包括的な「刀剣乱舞」タグが他と比べてあまり付けられていません。「刀剣乱舞」をキーワード検索すればだいたいヒットするからという理由もあると思いますが、「これらのタグが付いている動画は刀剣乱舞なのが当たり前(だから刀剣乱舞タグは必要ない)」と考えられているからではないでしょうか?(刀剣乱舞の投稿者の方々のタグの付け方を批判する意図はないです。どのジャンルでもこのような傾向はあります)
同じような例としてはカテゴリタグ化される前のTRPGが挙げられます。「ゆっくりTRPG」「クトゥルフ神話TRPG」タグが多く、「TRPG」タグはさほどありませんでした。
さらに、「音楽」辺りの一般名詞の分類になってくると「音楽」というタグは不要なのでは、という問題もあります。音楽が流れる動画にとってはそれが音楽という分類に入るのは当然ですし、音楽タグを付けるぐらいなら作曲者や使われている作品名などのタグの方がよく使われるでしょう。(ジャンル「音楽・サウンド」で対応できないことはないですが、「サウンド」を求めていない層にとっては音楽での絞り込みができず不満になる可能性)歴史とかも「世界史」「日本史」「西洋史」とかが使われて、包括的な「歴史」タグが使われなくなってしまうということもあり得るかもしれません。例のアレカテゴリについても「真夏の夜の淫夢」「クッキー☆」などが使われてしまう可能性があります。本当のところどう動くかはわかりませんが。

こうした状態に「上からの分類」を与えることができたのがカテゴリタグの利点だったんじゃないかと思いますが、それは今回で廃止されます。タグという下からの分類だけでは限界があり、それをどのように補完していくのかという点で疑問があります。この辺りは運営がデータからある程度人気のタグを50~100件に絞り込み、その中から柔軟に代表的なタグを選出することである程度回避できますが、「利用度」という数値的な言葉を使っているので、「その中でも上位のみが代表的なタグになるのではないか」という点で不安です。

3.表記ゆれ対応はどうする?

「MMD」「MikuMikuDance」といった表記ゆれタグが2つとも選ばれる可能性があるという点で「うーん…」となっています。どっちかを選んで余った1つを別ジャンルのタグにした方がよいのでは…。(17日追記)この点は誤解だったかもしれません。もう一回時間があるときに確認してみます。
「演奏してみた」>「弾いてみた」・「叩いてみた」というような親タグ・子タグの関係についても両方載る可能性があります。これで良しとするならいいのですが、個人的には親タグを残して子タグを別のものにしたら多様性が生じるのではないかな、と思います。あまりやりすぎると代表的なタグが大枠すぎるタグだらけになって固定化しますが。

4.ジャンルそのものが変わる可能性は?

「使っていてやっぱり不具合が出た、このジャンルは変えよう!」となったとき、果たしてジャンルの新設・廃止・統合・名称変更が行えるのか?という問題です。こればかりは内部事情なので運営側に尋ねてみないと答えはわかりません。ただ、カテゴリタグと同様、ジャンルもその範囲の変更が求められる可能性は高いでしょう。

以上懸念事項です。
正直「消える」といってもどの程度の基準・頻度を想定しているのかが不明(1ヶ月単位とはいっても、半年ぐらい経った時点でどれぐらい入れ替わるのかわからん)なので、そこについては触れていません。
それ以外での懸念事項をまとめておき、とりあえず6月とその半年後に備えたいと思います。

もし聞き逃している部分や誤解している部分があればコメントでご指摘をお願いします。

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