かつての日常が少しずつ戻りつつある中、祖父母と妻が娘を東京に連れて行ってくれた。娘が最後に東京に行ったのは2年前。まだ3歳だったので、おそらくほぼ忘れているに等しい。つい先日、横浜に行った以外、この2年は三浦半島から出られていない。彼女の記憶の中の風景は海とか川とか里山だけなのだろう。しかもコロナ禍が日常になっている。