靴を自分で履くようになった頃から娘が靴を左右逆に履いていることが多くなった。最初のうちは「逆だよ」と教えていたけれど、それで直すときもあれば自我が芽生えてきた今では「いいの」と反発することもあるのであえて指摘しないようになった。それで転んだりしているならまだしも、少なくとも左右逆に履いている本人はそこに歩きにくさとか走りにくさあるいは足の痛みなどを感じてはいないようだからでもあった。心配になって靴屋さんで足のサイズを計測して貰ったけれど、大き過ぎて左右逆に履いた方が引っ掛かりができて脱げにくいからというわけでもなかった。するとそれが娘だけじゃないことがわかってきた。