酔った勢いでショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』を衝動買いした。19世紀を代表するドイツの哲学者が「世界は不幸なものであり、存在しない方がずっと良かった」という帰結に基づく真理について書き記した全3巻の名著であり、ペシミストのぼくにとっては頷けることばかり。どのページを開いても心が落ち着く聖書のような書物だ。