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「ひざこぞう」

2018/01/08 07:00 投稿

コメント:6

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  • 父子手帖

 年末、仕事帰りに横浜にある妻の実家を訪れたときのことだ。クリスマス前から帰省している妻と娘の顔を数日ぶりに見ようと胸躍らせて部屋に入った僕の目に飛び込んで来たのは小さなひざこぞうに滲む瘡蓋だった。娘のおむつを替えていた妻に「どうしたの?」と聞いていた。返ってきたのは「昼間、散歩をしていた時に転んで擦り剥いたの」という聞くまでもなかったような答えだった。確かにちょっと考えれば想像がつく。にもかかわらず思わず聞いてしまったのはそれが初めてのことだったからだ。

 

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コメント

小原信治 小原信治
(著者)

>>2
早いですね。もう傷も跡形もなく消えつつあります。残したくないですね。自分で転んで傷が出来たことが記憶に残らないうちは特に。

No.4 83ヶ月前

「女の子だから傷跡は残したくない」とても良くわかります。
未だに後悔しているのが、娘の注射跡です。
もう二十歳を過ぎているのですが、今でもあるのかな?BCGの予防接種(サイコロの目の様なやつですね)跡がくっきりと腕に残っていて身体の成長と共に大きく目立ってしまっている事です。
人によっては足の裏など目立たないところに摂取しているケースもあったようで、もっと早くに気づいてあげられればと悔やんでいます。

No.5 83ヶ月前
小原信治 小原信治
(著者)

>>5
足の裏になんかできたんですか?うちも腕に打たれました。僕らの頃よりは薄いものになっているような気がしますが。

No.6 83ヶ月前
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