クマムシ博士のむしマガ

むしマガ Vol.66【クマムシさんのてくてくレポート2:パリのザ・庶民フード】

2012/09/23 16:41 投稿

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・クマムシ漫画

 最近むしマガの購読をはじめた漫画家の羽鳥まりえ先生が、クマムシの漫画をウェブ漫画サイトのエアレイドに11月ごろ発表されるようです。

エアレイド

 すでにミドリムシ漫画は同サイトにて掲載済みですので、ぜひ読んでみてください。オチでかなり笑ってしまいました。

 クマムシ漫画も楽しみです。

・ミドリムシ

 ミドリムシといえば、株式会社ユーグレナが大量培養方法を確立してサプリメントやバイオ燃料への開発を進めています。

株式会社ユーグレナ

 「ムシ」という名がつくため、私は勝手にミドリムシをクマムシのライバルとみなしています。メラメラ。

・ムシといっても

 ミドリムシは単細胞生物なんですけどね。

・ミドリムシブランド

 株式会社ユーグレナは潤沢な資本と優秀な経営陣を擁しており、プロモーションのやり方が本当に凄まじいです。

 これまでにミドリムシクッキーをはじめ、ミドリムシラーメンやミドリムシアイスクリームなど「えっ?!」と思わせるような商品を展開しており、ミドリムシを世間に浸透させる活動を積極的に行っています。

 これまでのバイオベンチャーの失敗を教訓に、B to Cにより売上を確保しようとする姿勢がよく見えます。「ムシ」という名前がついた食品を世間に受け入れさせようとする努力には敬意を表したいと思います。

 しかしながらイマイチ、ミドリムシのキャラクターが弱いんですよね。単細胞なのでイメージしづらいというか。愛着がわきにくいのです。羽鳥先生のようにミドリムシを擬人化させた方が、プロモーションには良いのかもしれません。

・そういえば

 株式会社ユーグレナが作ったミドリムシのイメージキャラクターに「ゆーぐりん」というのがいましたが、いつの間にか消滅していますね。

・ということで

 クマムシさんは夢破れたゆーぐりんの分も、微小生物ゆるキャラの代表として、今後頑張って全国制覇してもらいます。

 ということで、今号はクマムシさんの登場です。

★クマムシさんのてくてくレポート2【パリのザ・庶民フード】


やあ、おひさクマムシ。

パリはすっかり冷えこんできたよ。

これからやってくる冬に備えて、しっかりと脂肪をたくわえなくちゃ、いけないね。いけないんだ。

だから、今日もおいしいものを食べにいくよ。

たまには、ちょっぴりジャンクなザ・庶民フードを食べにいこう。

てくてく、

てくてく、

てくてくまむし。

おや、ケバブ屋さんだ。

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これこそまさに、パリジャンヌのザ・庶民フード。

フランスの外食では高価な順に、フランス料理=日本料理>イタリア料理>ベトナム料理>中華料理>中東料理、というヒエラルキーが形成されているんだ。

ケバブは中東料理だから、もっともお手頃に食べられる、ザ・庶民フードなんだ。

だから、ケバブ屋さんにはいつもザ・学生たちであふれかえっているんだ。

フランスには中東方面からの移民がたくさんいるから、街のそこらじゅうにケバブ屋さんがあるんだよ。

おっと、のうがきが長くなったね。さむいし、お店の中に入ろう。

ボンジュール

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「イラッシャーイ」

おすすめケバブくださーい。

「オッケーイ!」

ノリのいいおじさんだなぁ。何人だろう。

「トルコッ子サァネ!」

トルコかぁ。じゃあ本場のケバブが食べられるね。

わくわくまむし。

「ヘイオマチー」

お!おおきい!!

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ケバブも大きいけど、ポテトの量もジンジョーじゃないね。
 

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