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【アイドルマスター】ニコマス作品、カット割りと演出の妙

2013/03/31 23:08 投稿

  • タグ:
  • アイドルマスター
  • ニコマス
  • 天海春香

ハイサイ、コワレミクです。

ニコマス作品でちょっとどころか凄い作品を見つけたので、こちらについて徒然と書いていこうと思います。

制作はaaa氏。80kidzの名につられて踏んだ動画ですが、これがとんでもない作品でして。
まず見てから以下の感想を呼んでいただけると判りやすいかと思います。

カット割

まず何が凄いかというと、エフェクトを使わずカット割りのみでここまでの完成度を誇っているということ。

前半はかなり攻撃的な、静止画と映像を間抜きして曲のカットアップに合わせたカットが続きます。
そして後半は前半に比べダンスの特色を生かしたカットを割っていますが、ダダダ!というリズムに合わせて間抜きし、さらに0.5sec以下のカットを小気味よく入れることで半端無く素晴らしいテンポを生み出しています

美希のターンがとても印象的に頭に残りますね。あとはあずささん・千早・美希の「きゅん!ヴァンパイアガール」のダンスを間抜きした箇所などは、叫びだしたくなるほど痺れました。

演出

曲の半ばまでモノクロが続くわけですが、再生数からも見ての通り前半で切られちゃってる可能性が存分にあるんですけど、敢えてそこまで引っ張る勇気が素晴らしい。
どうしても制作者にありがちなことですが、「視聴者を飽きさせないように」といった妙なエンターテイメント思考(趣味で作っているのにもかかわらず)に取り憑かれてしまいます。ですが、この作品は引っ張ります。

そのおかげで、後半以降のカラーになってからの解放感、幸福感が全身を貫きます。しかも静止画と見まごうばかりの超スロー演出でガーンと後半に突入するあたりがバリヤバイ!前半が忙しないカットが続くため、この演出にはホントやられました。初見の時の衝撃は忘れられません。カラーになる寸前、一瞬フィルムが焼け付く色合いも素晴らしいですね。

嵐のステージではカーディガンスクーラー、そしてツリーステージではラフタイムスクールという寒暖の使い分けも絶妙。解放感の演出にも一役も二役も買っていると思います。
画面構成も言わずもがな。後半になりますが、アイドルの映る位置が基本 左→右→中心→複数 というパターンでリズムよく、そして過不足なく全員映し出しています。

そして最後。僕はこの作品の全てが好きですが、特に最後のカットが本当に気に入っています。春香の表情やステージの効果もあると思うのですが、どうしようもなく寂しくなって胸が苦しくなります。断絶とでもいいましょうか、そんな言葉が頭に浮かびますが、だがそれが良い。本当に良いラストです。

所感

この作品ですが、特に後半はCM的演出で構成されていると思うんです。CMは15秒~という短い間に印象に残る画作りをしなければいけないため、情報が削ぎ落とされ洗練されていきます(ちなみに僕が好きなPVディレクターは3人ほどいますが、いずれもCM出身者です)

そういった点でこの作品は(ニコマス的に)極限に削ぎ落とされ、洗練されたアイドルマスターだと思います。溢れる躍動感に目がくらむほどの可憐さ。これ以上に何が要りましょうか。
華美な演出も嫌いではありませんが、この作品においてはそれらは余計だと思いました。

最後に

瞬きさえも惜しいほどの作品は久しぶりでした。ニコマスもどちらかと言うと積極的にチェックする方ではないので(アンテナが高い人のニコレポから拾うことが多いです)、ひょっとしたらまだまだこういう作品が存在するのかもしれません。楽しみは尽きませんね。

さて、それではこの辺で。
ではでは。


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