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映画史に残る残酷で血まみれな死亡シーン10選

2016/02/17 21:30 投稿

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ひどすぎる映画の死亡シーン


美しいものを求める一方で、人は残酷なものを見たがります。


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そして、不思議なことに「残虐なシーンは苦手......」という人も映像は見たくないけれど、どういったものが描かれているのかを文章や口頭で説明してほしいと、興味を持つことは珍しくありません。

そこで今回は、WhatCultureがまとめた、良いゴアシーンを見たい人の手助けとなる「映画史に残る残酷で血まみれな死亡シーン10選」の動画とその概要をご紹介します。

残酷な表現、そしてネタバレがあるので閲覧注意です。



■『タクシデルミア~ある剥製師の遺言~』2006年

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グロか? それともアートか?


ハンガリーを舞台にした親子3代の生きざまを描く、グロ耐性のある人でも「ウッ」となる究極のグロ作品の1つ。

第二次世界大戦中に当番兵だった祖父の豚を相手にしたセックス、スポーツ大食い選手の父のゲロ、剥製師である息子の臓物など、ここまでしないと表現できないのか......と悩んでしまうような描写が際限なく登場します。

極めつきはクライマックス。以降、壮大なネタバレなので、ご注意ください。まだ見ていない方は、読まないほうが初見の時のショックが大きいと思います。

ラストは自らに麻酔をかけ、ひとつずつ丁寧に臓器を摘出し、機会仕掛けの断頭機で仕上げます。そう、なんと剝製師が自分で自分の体を剝製にするという、とんでもない展開なのです。

淡々と行われるセルフ剥製の作業は究極の芸術かもしれません。


■『地獄の門』1980年

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想像しただけで吐きそうな状況......


イタリア・ホラーの奇才、ルチオ・フルチの監督作。

神父の自殺という神への冒涜行為がきっかけとなり、さまざまな怪奇現象が始まるお話です。

神父の霊を見た女性が口から内臓を吐き出すシーンは「史上最も残酷でクールなゾンビ映画の死亡シーン9選」でもご紹介した通りの気持ち悪さ。

また、本作には青年の頭に電動ドリルを突き刺すお仕置きシーンがありますが、これも内臓ゲロゲロに匹敵するグロさです。


■『マーダー・ライド・ショー』 2004年

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こんな見世物小屋には近づかない方が吉


ロブ・ゾンビ監督版『悪魔のいけにえ』とも言える本作からはジェリーの殺害シーン

ドクター・サタンが好奇心旺盛なジェリーをとっ捕まえ、脳みそをギューンギューンとします。朦朧とした意識の中で体をビクンビクンさせるジェリーの姿はトラウマものです。


■『ロボコップ』1987年

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並みのホラーより過激なのはさすが80年代! さすがバーホーベン!


熱狂的なファンを持つ名作SF。今では地上波で普通に放送されていたことが信じられないほど、実はグロ描写が多いです。

クラレンス一味のメンバーであるエミール・アントノウスキーは、ロボコップを車でひき殺そうとするも失敗し、自ら工場の廃液タンクの中に突っ込んでしまい、劇薬まみれに。

体は見るも無残に溶け、なんとか歩いているところを仲間の車に惹かれてブシャーッと飛び散ってしまいます。


■『力王 RIKI-OH STORY OF RICKY』1991年

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あまりの暴力描写に作画の猿渡哲也氏が試写会で気分を悪くしたとか......


ビジネスジャンプで掲載されていたマンガ『力王』が、香港で映画化されたもの。

超人的な体を持つ青年の力王に戦いを挑み、グチャグチャのドロドロにされていく男たちの姿が描かれています。

パンチで顎を突き抜けたり、目玉が飛び出したり、切腹して取り出した腸をつかって首を絞めてみたり......と過激な描写が多い本作ですが、中でも特筆すべきはラスボスのひき肉シーンでしょう。

ここまでひき肉になっていく様を丁寧に写した映画も珍しいのではないでしょうか?


■『食人族』1983年

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食べればいいってもんじゃない


串刺しにされた女性の絵がインパクト大なルッジェロ・デオダート監督のモキュメンタリー映画。スナッフフィルムではないかと勘違いされ、大問題になった作品としても有名です。

本作はカニバリズム、動物虐待、レイプといった多数の暴力が登場しますが、亀、豚、猿といった動物に対する虐待は全て本物だと言われています。

そのため、殺された後に映る内臓物も全て本物......。ちなみに、監督は「殺した動物は食べたから問題なし」と言っています。


■『ヴィデオドローム』1983年

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スナッフを扱う時点でヤバい


ヴィデオドローム』は『スキャナーズ』などの作品でも有名なデビッド・クローネンバーグ監督の難解SFホラー

スナッフビデオに魅了されたマックスが、隠された陰謀を知り、食い止めるべく首謀者のコンベックスを殺害するシーンが圧巻です。

銃弾が撃ち込まれたコンベックスは臓器が体内からモリモリと出てきて死亡。さすがボディホラーの帝王です。


■『ヘル・レイザー』1987年

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痛い描写がてんこ盛り


悪夢のようなモンスターが複数登場する、クライヴ・パーカー監督作。

解けば究極の快楽を得られるというルマルシャンの箱を解いたフランクの前に4人のセノバイト(魔導師)が現れ、究極の痛み(=究極の快楽)を体験することになります。

『2』では無数のチェーン付きフックが彼の体に刺さり、肉を引きちぎられた上にバラバラにされ、フランクは2度目の死を経験することになりました。


■『アレックス』2002年

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救いがない、最後まで徹底的に救いがない


あまりにも救いがない上に衝撃的な描写と鬱展開に「 二度と見たくない映画」との声も多い作品。

イタリアの宝石と言われたモニカ・ベルッチの9分間に渡るレイプシーンが有名ですが、それを目的に見ると間違いなく後悔します。

本作は非常にトリッキーで、ストーリーの時間軸は逆行。内容は、レイプされたモニカ・ベルッチの恋人と元恋人がレイプ犯を見つけ出して復讐するというものです。

そして非常に残酷なのが、このレイプ犯を消化器で撲殺するシーン。幾度となく振り下ろされる消化器で顔面がグッチャグチャになって行く様子は目を覆いたくなります。

ストーリーが進むとともに明かされていく状況にも気が滅入りますが、このシーンのすごさに先を見続けられなくなった人も多いようです。


■『死霊のえじき』1985年

映画史に残る残酷で血まみれな死亡シーン10選

さすがのロメロ監督


ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』、『ゾンビ』に続くジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ3部作の3作目。死者と生者の数が逆転し、ゾンビだらけになってしまった世界を描いています。

本作の中で最も残虐な死は、軍人主義で冷酷な指揮官のローズ大尉が大量のゾンビに襲われ、引き裂かれ、むさぼられるシーンでしょう。自分が食われていく様子を見ながら死んでいく姿は想像するだけで気分が落ちます。




上記のリストには含まれていませんが、ホステル』シリーズ(訳者的には『3』は除く)にも残酷な殺され方が多数登場しますし、『ファイナル・デスティネーション』シリーズにはユニークな死に方が満載です。

みなさんのお気に入りの血まみれ死亡シーンはあったでしょうか? 「こっちの方がオススメ」というものがあれば、ぜひ教えてください。


ソース:WhatCultureYouTube

中川真知子

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