名前だけ聞くとなんだか子供向けのような印象も受けるゲーム『ポニー・アイランド』。しかし、実はかなりひねりの効いた内容で、悪魔のアーケードから逃げ出すのが目的です。
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米Kotakuのマイク・ファーヘイさんのレビューを見てみましょう。
『ポニー・アイランド』はポニーのゲームではありません。生ける者の魂を捕らえるために悪魔によって作られた、悪魔的なアーケードゲームです。
私はこのダニエル・ムッリンス氏によって作られた奇妙なアドベンチャーゲームを、夜の2時にSteamでダウンロードしました。本格的にプレイする前に数分だけ遊んで雰囲気を確かめてみるだけのつもりだったのですが、結局朝の5時までプレイしてクリア。
その結果、オフィスのチェアーで3時間眠ることになりました。悪魔に喜ばれそうですね......。
本作は遊び始めやすく、やめやすいゲームに思えたのですが、どうやら半分しか当たっていなかったようです。まずはゲームを始めると何が起きるのかをご覧ください。
<スタート・ゲーム>の表記が揺らぎ<エラー>に置き換わるスタート画面
ここでやめるわけにはいかないので、オプションメニューを見てみると......
謎の選択肢がたくさん
ご心配なく、ゲーム内購入はありません。しかし、「スタート画面を直す」(Fix Start Menu)なんていうオプションがあり、これが魔法のように効きました。
すぐに本物のポニーのごとくゲートを飛び越し、ゲームがスタート。しかし、それもゲームがデスクトップ落ちして、謎の存在から会話を申し込まれるまでのこと。
何者かが話しかけてくる
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「(ホープレス・ソウル?):もしかしたら私たちは同じ運命を共有しているのかもしれない。計画はあるんだが、私にはそれを実行できない。君の助けが必要なんだ。助けてくれるかい?」
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話しかけてきたのはどうやらゲームの中に囚われた魂。私もまたその魂のごとく、ヴァーチャルでも現実でもゲームに囚われていました。
そして、3つのシステムファイルを見つけ出して削除すれば、『ポニー・アイランド』に囚われた魂を自由にできるとのこと。マインドファックの散りばめられたロジックパズルとシンプルなアーケードアクションを交互にこなす冒険が始まったのです。
巧妙なトリックの数々が仕掛けられている
あるポイントで、私は間違えてゲーム外の誰かに酷いメッセージを送ったと思い込まされました。『ポニー・アイランド』が仕掛けてくるトリックはとても巧みかつ効果的で、ゲームを終了してアプリケーションを閉じた後も、本当にゲームをやめられたのか自信を持てなかったくらいです。今でも100%の確証は持てていません。
次の朝、ゲームの最初の15分を録画したのでご覧ください。
『ポニー・アイランド』はSteamにて498円で販売中。永遠の魂へ支払うには安い金額かもしれません。
Pony Island Is One Seriously Twisted Game[Kotaku]
Pony Island Is One Devilishly Messed Up Game[YouTube]
Pony Island[Steam]
(abcxyz)
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