お馴染みの鍛冶屋チームが今回作ったのは『ホビット』に登場する「ゴブリン斬り」とも呼ばれる名剣オルクリスト。
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トーリン・オーケンシールドの愛用する剣を、どのように再現したのか? Man At Arms: Reforgedの動画をご覧ください。
オルクリストの刃部分の制作には「これが『シルマリルの物語』で描かれたエルフとドワーフとの取引と、モーリアの坑道に可能な限り近いもの」という理由で、採石用の削岩機の一部が用いられています。
映画に登場するオルクリストはホローグラインドも特徴でしたが、それが再現できる大きさのグラインダーがないために同じようにはできず。それでも、グラインダーに対して45度で刃を当てることで近い形を再現しています。「モーリアの坑道」のテーマに忠実に作ろうという事で、つば部分には炭鉱縦坑の錬鉄が用いられているようです。
竜の歯で作られたという柄部分は、数千年前のものだという化石化したセイウチの陰茎骨(ペニスの骨)が使われています。この骨はとても固く、原始的なこん棒などに用いられることもあったんだとか。
柄頭には「竜の歯」を通し、白サファイアを埋め込み、刃には電気化学エッチングで模様が記されています。最後につばと柄頭に化学エッチングを施して完成。
完成したオルクリストは美しくも、ゴブリンをバッサバッサと斬れそうです。
Man At Arms: Reforgedでは『ロード・オブ・ザ・リング』でアラゴルンが振るうナルシス/アンドゥリルも原作に忠実に作っているので、そちらも併せてお楽しみください。
ソース:YouTube
(abcxyz)
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