もうすぐ公開される『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。宣伝もいよいよ最終段階に突入というところで、アメリカでは一気に新しいTVスポット予告が公開されています。
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結構びっくりするような新シーンが満載なので、まとめて紹介、解説いたします。一部ネタバレも含まれているのでお気をつけ下さい。
こちらの予告では、驚きのストーム・トルーパーの新武器が登場。変形するトンファーといったスタイルの武器で、主人公フィンが持つライトセーバーの一撃を受け流していますね。
ライトセーバーの攻撃に耐えられるなんておかしいと思った方もいるかもしれません。しかし、実はエピソード3に登場したグリーバス将軍のボディガードのドロイド「マグナガード」が持っていた杖「エレクトロスタッフ」も、ライトセーバーでは切れない設定だったので、もしかすると同じような武器なのかもしれません。
ライトセーバーの攻撃に耐えられる金属はスター・ウォーズ銀河にいくつかあり、最近の小説版にも登場したようなので、全身そういう素材で作られた特殊なアーマーを着たストーム・トルーパーが出てきてもおかしくないかもしれません。そういえば、銀色のアーマーの人がいたような......。
こちらの予告では先ほど紹介した一本目にもありましたが、レジスタンスの基地かジェダイ寺院の遺跡(もしくはその両方)と思しき建物を、ファーストオーダーがぶっ壊しているのが気になるところ。どうやらその残骸の上で、戦闘が繰り広げられそうです。
ヤヴィンIVにあった基地と雰囲気は似ていますが、形は異なるので、この惑星がヤヴィンIVかどうかは不明。以前の予告編から登場している、ハン・ソロとフィンが入っていく建物にも似ていなくはないですが、こちらも同じものかどうかはわかりません。
なんにしても、ファーストオーダーとカイロ・レンがわざわざ壊したい建物ということで、物語的に重要なロケーションとなることは確実でしょう。
そして最後の一本は、新型Xウイングのパイロットである「ポー・ダメロン」の他に二人のパイロットが登場。一人は人間の女性。ヘルメットの模様などから、日本では近日発売予定の小説『ジェダイの剣術を磨け! ルーク・スカイウォーカーの冒険』に登場するジェシカ・パーヴァではないかと予想されています。
また、サラスタンのパイロットも登場。サラスタンといえば、ランドと共にミレニアム・ファルコンに乗ったニエン・ナンが有名ですが、果たして彼かどうかは不明。見た目はそっくりですが区別がつかないだけかも。
ちなみに、予告編の最後で「レーティングは未定」と流れていますが、The Hollywood Reporterなどが報じるところによると、アメリカではPG-13になった模様です。
「PG-13」は、13歳以下の子供向けとしては不適切な場面があるというもの。鑑賞に際には親の同意が必要とされますが、基本的には拘束力はありません。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や『ジュラシック・ワールド』などもPG-13作品ですし、『スター・ウォーズ』シリーズの作品がPG-13になるのは初めてではなく、エピソード3でその指定を受けています。
というわけで、ライトセーバーで手足が切れたり、大やけどを負ったりするシーンがあっても大丈夫な家族では、一緒に楽しく見られそうですね。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、12月18日世界同時公開。
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'Star Wars: The Force Awakens' Officially Gets PG-13 Rating[The Hollywood Reporter]
(傭兵ペンギン)
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