歴史に残る名作をすんごい早さでクリアするスピードランには、普通のゲームをプレイするのとはまた違った楽しさがあるものです。そんなスピードランを『ファイナルファンタジーVI』で、しかも全く新しいやり方でやってのけた動画がアップされています。
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新たに見つかったバグを使ってクリアするその早さ、なんと32分55秒。
今回使われているバグは、ワールドマップで52回連続してゲームオーバー画面になると、ゲームがフリーズしたり、突然ランダムなカットシーンに飛んだり、キャラクターやスプライトがおかしくなったりなくなったりする、というもの。詳細に関しては、説明しているサイトがあるので、ご興味のある方はそちらを参照してみてください。
スピードランナーのカイリーさんとカドモニーさんが見つけ出したのは、そんな「52回ゲームオーバー」バグでエンディングが迎えられるようになる方法です。
ご覧のとおり、フィガロ王国でエドガーと出会ってまもなくしてエンディングを見ることが可能になっています。エンディングでは、まだ出会っていないメインキャラの多くが入れ替わったり、モーグリがいたりしてバグっぽい映像になっています。
このスピードランは、いわゆるTAS(ツール補助ありスピードラン)と言われるもので、バグ、クイックキル、その他エミュレーターバグなどを駆使したものです。
ちなみに、TAS不使用のスピードラン記録(それでもバグを使っての記録ではありますが)では、執筆時現在4時間43分が最速とのこと(Sketchバグを活用すれば3時間11分)。
「オレはTASじゃなくてリアルタイムアタック派だ」という方は、「『スーパーマリオ64』は人力(ケツ)で6分台のクリアが可能と証明される」や「マリオ64、ゼルダ、007を同時にプレイして51分でクリアを達成!」などを見ながら、誰よりも速いスピードラン目指してご挑戦ください。
[via Kotaku]
(abcxyz)
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