古くて新しいセルフィーの登場です。
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パソコンに取って代わられ、旧時代のテクノロジーとして消えつつあるタイプライター。そんなタイプライターも、ナウなヤングには新たな自撮り写真用プリンターとして使うという、イカした活用法があるようです。
ということで、今回の美術のお時間は珍しくメディア・アート。まずは動画をチェックしてみてください。
取り込んだ写真を文字列に変換し、アスキーアートとして刻印することで、イメージをプリントアウトしているようです。
スマートフォンとSNSの登場により流行した「セルフィー」を、アナログな電子機器で出力するという、新旧テクノロジーのクロスオーバー。なんでも高画質な時代だからこそ、古くて新しく感じられるのではないでしょうか。
右下のモニターでイメージの確認
仕上がりはこんな感じ
撮影時にはメガネをかけなかったのですね
ワープロは『Brother sx-4000』で、これにアルドゥイーノとカメラとランプをくっつけています。ソフト面では、ビジュアルプログラミング言語の『Pure Data』と『Max/MSP』を使用。
ソフトはこのように画像処理しているようです
こちらは、以前「ゲームボーイを利用した8ビット・インスタントカメラ・ガン」でご紹介した、モスクワのクリエイター集団「::vtol::」による作品。タイトルは『i/o』と名付けられています。
この自撮り、チャンスがあれば試してみたいですね。たとえば麻呂の顔とかで......?
Modded Typewriter Prints Selfies As ASCII Art[Kotaku]
(岡本玄介)
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