たとえば映画『恋はデジャ・ブ』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のように、何度も何度も同じ日を繰り返すハメになってしまったら、何をしますか?
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毎日スキルを磨いて達人になるのもよし、絶望してあらゆる方法で自殺を繰り返すもよし、どうせ翌日には元通りになってしまうからと、街中の人間を皆殺しにするのも......あんまりお勧めできませんが、アリっちゃアリでしょう。
ということで、今回ご紹介しますのはそんなゲーム。まずはトレーラーをご覧ください。
「さー今日も元気に会社に行くとするか、清々しい朝だなー」てな感じで始まる動画ですが、オフィスに着いた途端に窓ガラスを割って飛び降り!?
もーやだ、死ぬ
そして気が付くと、また同じ日の同じ時刻。しかし、今日は街中の住民どもを皆殺しにしてやるぜ! と連続殺人鬼に早変わりです。
家屋も吹っ飛ぶ火力
ヤっちまいなー!
事の始まりは、原子力発電所によって成り立っている街の、発電所で起こった事故。それがきっかけでプレイヤーはその日から抜けられなくなってしまいます。
しかし、一見自由に何でもできる世界でも、解決への糸口は必ずどこかに隠されているのだとか。プレイヤーは「今日」を何度でも繰り返し、好きなことができますが、そこから脱出して「明日」以降を始めるという目的が課せられています。
残虐極まりないこのゲームのタイトルは『ガービッジ・デイ(Garbage Day)』つまり『ゴミの日』。執筆時現在「Steam」で製品化するべく支持数が一定量になるのを待っている状況です。
このゲームが影響を受けたのはビル・マーレーの演技が光る『恋はデジャ・ブ』。そして、1987年のホラー映画『悪魔のサンタクロース2 鮮血のメリークリスマス』の名シーンからタイトルが付けられたそうです。
舞台となる街はサンド・ボックス型オープン・ワールドですが、たとえば朝食にシリアルが食べられたり、シャワーを浴びられたり、住民と会話ができたり、そしてWindows98を操作したりと、インタラクティヴな要素も色々と用意されています(もしかするとこれらに解決のヒントが?)。
サポート終了のお知らせ
この一日をゴミのように無為に終わらせてしまうのか、それとも前向きに生きて突破口を見出すのかは、アナタ次第。出口は必ずどこかに存在します。タイムリープしてみたい方は、まず「Steam」でいいねを押してきましょう!
これが出口か!?
Kill Everyone. Go Back In Time. Do It Again: The Video Game[Kotaku]
(岡本玄介)
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