楽器の練習には欠かせないメトロノーム。カッチカッチと針を揺らす昔ながらのものや、ポケットサイズの電子メトロなど色々な種類が存在します。吹奏楽部にはなじみ深いアイテムです。
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シンプルな分、長らく進化の無かったメトロノームですが、この度ウェアラブル・デバイスと融合し、面白い形になりました。
「Soundbrenner Pulse」は身体に装着するメトロノームで、テンポをクリック音ではなく振動(バイブレーション)でキープしてくれます。見た目もクールでしょ?
手首、腕、足首などに装着すると、設定したBPMで振動し、プレイヤーにテンポを伝えます。最大のメリットは耳でクリック音を聞く必要が無いというところ。耳でなく皮膚でわかるッ!
本体をタップするとタップ間隔で振動開始、時計のダイヤルのようにホイールを回すとBPMを調整可能。専用アプリを使えば、1台のスマホで最大10の「Soundbrenner Pulse」をコントロールすることもできます。
目立たないところに付けても良し。明滅しないような設定もできます。
LEDカラーも変更可能。練習だけでなくステージパフォーマンスでも威力を発揮してくれそう!
製作したのはベルリンの音楽家たちによるチームで、現在Indiegogoにて資金調達中。100ドルからの投資で製品を1つゲットできます。
爆音中心地のドラマーやイヤホンでメトロを聞くのがめんどっちいという人にはぴったりですね。見た目も使いたくなるデザインというのがアツい。これ、かなりイノベーションのつまったアイテムだと思います。
Soundbrenner Pulse: Wearable Device For Musicians[Indiegogo]
(ヤマダユウス型)
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