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男同士の熱い友情と壮絶な戦いを描く、世界的に人気な映画のジャンル「香港ノワール」。
今回、映画『レクイエム 最後の銃弾』の公開に合わせ、フリーマン・オフィスがTwitter上で「一番大好きな香港ノワール映画」のファン投票を行いました。
その結果決定したベスト10を以下より御覧ください! あなたの好きな香港ノワールは何位に入っているでしょうか?
■10位『ワイルド・ブリット』
香港から一攫千金を夢見て、戦争真っ只中のベトナムへ行った男たちがトラブルに巻き込まれ、友情と裏切り、そして悲しき対決へと向かっていく姿を描いたジョン・ウー監督作品。
そのヘヴィで救いのないストーリーは、ジョン・ウー版『ディア・ハンター』といった雰囲気。ハリウッド顔負けのド派手なアクションも見どころです!
■9位『友は風の彼方に』
後にヴァン・ダム映画を撮ったことでも知られる、リンゴ・ラム監督がチョウ・ユンファと組んだ作品。
宝石強盗を働くギャングに潜入捜査した警察官と、ギャングの幹部との捜査を離れた友情の末の「男気」が描かれています。クエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』に大きな影響を与えたことでも有名です。
■8位『ハードボイルド/新男たちの挽歌』
ジョン・ウー、チョウ・ユンファのコンビにトニー・レオンが加わった作品。武器密輸組織を追う警部と殺し屋に扮した潜入捜査官とが手を組んで敵と対決します。
ちなみに、監督主演が同じというだけで、『男たちの挽歌』シリーズと物語の関連性はありません。前半の茶屋と後半の病院での激しい銃撃アクションが最高!
■7位『狼/男たちの挽歌・最終章』
ジョン・ウー、チョウ・ユンファコンビの作品で、殺し屋と盲目の歌手、そして殺し屋を追う刑事との三角関係を描いたアクション・メロドラマ。
こちらも『男たちの挽歌』との物語の関連性はありません。「銃撃戦の最中にハトが舞う」というジョン・ウーのトレードマークはこの作品が最初。やり過ぎなくらい派手な銃撃戦も熱いですが、メキシカン・スタンドオフも激熱です!
■6位『ヒーロー・ネバー・ダイ』
対立する香港黒社会の2大組織に雇われた2人の殺し屋の奇妙な関係と、彼らが巻き込まれる過酷な運命を描く、ジョニー・トー監督作品。風変わりな対決シーンが面白いです。非常に人気が高い作品なこともあり、12月6日からシネマート六本木でリバイバル公開が予定されています。
■5位『インファナル・アフェア』
トニー・レオンとアンディ・ラウ主演で贈る潜入捜査映画の傑作! マフィアに潜入捜査し、苦悩する警官と、警察に潜入しながら足を洗おうと考えるマフィアの男の息詰まる心理戦と対決が描かれます。マーティン・スコセッシ監督が『ディパーテッド』としてリメイクしたことでも有名です。
■4位『エレクション』
ジョニー・トー監督が、黒社会の会長選挙をめぐる男たちの熾烈な戦いを描いたサスペンス。主演は『ワイルド・ブリット』で超カッコイイ殺し屋の男を演じたサイモン・ヤム。本作のヒットにより06年に続編『エレクション死の報復』が制作され、現在3作目の製作も決定しています。
■3位『エグザイル/絆』
中国返還前のマカオを舞台に、暗殺に失敗して組織から逃げ出した1人の男を巡って、彼を殺すためにマフィアから送られてきた2人の男と彼を守ろうとする2人の男の攻防、そして実は幼なじみである5人の男たちの絆を描いた作品。ハリウッド映画化の話もありましたが......?
■2位『男たちの挽歌』
ジョン・ウー監督とチョウ・ユンファの名前を世界的に轟かせ、香港ノワール・ブームを巻き起こした作品。
刑事を目指す男キット、弟チャンのために黒社会から足を洗おうとした矢先に密告で投獄されてしまったホー、そしてホーの親友で密告の復讐を果たすものの、その際に負った怪我で落ちぶれてしまったマークの3人の兄弟愛と死闘が描かれています。レストランでの復讐の銃撃戦はアクション映画史に残る最高のシーン!
■1位『ザ・ミッション 非情の掟』
何者かに命を狙われたマフィアのボスのボディーガードとして招集された5人の男たちと、見えざる敵との対決を描くジョニー・トー監督作品。とにかく人気の高い作品ながら、香港で権利を持っていた会社が消滅したため、DVDは未だに廃盤なんだとか......。
香港ノワールの元祖ジョン・ウーと近年の香港ノワールを支えるジョニー・トー作品がやっぱり強い!
個人的に大好きな『ワイルド・ブリット』が10位、そしてチャーハンを強制的に食わすシーンと皆殺し銃撃戦が最高な『男たちの挽歌 II』がランク外なのはちょっと意外でした。しかし、この名作揃いの男気ラインナップの中では仕方ない!
そんな名作群に仲間入りを果たしそうなベニー・チャン監督による最新香港ノワール映画『レクイエム 最後の銃弾』は、麻薬組織撲滅に命をかける3人の警官の裏切りと友情、そして壮絶な対決を男気全開で描くクライム・サスペンス。
監督は80年代の香港ノワールを作りたかったと語っており、過去の名作のオマージュも満載とのこと。香港ノワールのファンはマストな作品でしょう。
『レクイエム 最後の銃弾』は、10月4日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他全国順次ロードショー。
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Bullet in the Head 喋血街頭(Trailer En Subs)[YouTube]
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狼/男たちの挽歌・最終章 THE KILLER 喋地雙雄[YouTube]
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インファナル・アフェア(字幕版)(プレビュー)[YouTube]
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Exiled UK Trailer[YouTube]
男たちの挽歌 日本版予告編[YouTube]
鎗火 The Mission (1999) trailer[YouTube]
『レクイエム 最後の銃弾』予告編[YouTube]
[『レクイエム 最後の銃弾』公式サイト]
FREEMAN OFFICE[Twitter]
(傭兵ペンギン)
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