ヤギになれる『ゴート・シュミレーター』、クマになれる『ベア・シュミレーター』に続き、やってきたのは、なんと山になれる、山シュミレーターでした。
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『her/世界でひとつの彼女』の中に登場する、美しく、未来的なゲームを作った人として知られる、デイヴィッド・オライリーさん。残念ながら映画内でのゲームを私たちが遊ぶことはできませんが、どうやらオライリーさんは今度はプレイアブルでオフビートな山シュミレーションゲーム、『Mountain』(マウンテン)を作っているそうです。
そう、自分が山になれるんです。山になるからには、自分で自分を操作できません。時の流れに身を任せるのみ! なんだそれ!
6月21日に発売されるこのゲームの特色はというと...
・操作できない
・自動セーブ
・オーディオ オン・オフ スイッチ
・時が進む
・色々育ったり死んだりする
・自然表現
・~50時間のゲームプレイ
・一度生成されたら、再生成できない
公式ページの、本来ならば「このゲームは素晴らしい!★★★★」といった記事を抜粋して載せるべき「Selected Articles」の欄も
"The game is called "Mountain"" (これは『マウンテン』と呼ばれるゲームだ)
- Carolina A. Miranda, LA Times
"it's a simulation of a mountain" (山シュミレーション)
- Neil Long, EDGE
"A Video Game About Being A Mountain" (山になるゲーム)
- Yannick LeJacq, Kotaku
と、終始山になれることばかりをアピールした内容となっています。
この「マウンテン・シュミレーター」は、オライリーさんによれば「シューテム・アップ」ならぬ、「リラックスエム・アップ/Relax 'em up」、もしくは「アートホラー」ゲームなんだそうです。
50時間プレーヤーが何もすることができず、画面を見つめ続けるというのはある意味ホラーかもしれません。。それとも、エド・キーさんの心休まるゲーム作品『Proteus』みたいな感じに仕上がるのでしょうか?
もしかしたら、「『シムシティー』とかの箱庭ゲームが大好きだけど、実は何もつつかずに街の成長をじっと見ていたいだけ」と、そんな方にはピッタリのゲームになるかも? 続報が楽しみなゲームです。
A Video Game About Being A Mountain[via Kotaku]
(abcxyz)
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