ハダカになった患者さんの、背中や頭、そして股間やオッパイの上などに敷いたタオルに火を点ける「火療」というセラピー方法が流行っているようです。中国四千年の歴史の最先端医療は、今こんなにアツいんですね。
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この盛大に燃えさかる炎ですが、治療方法は最初にさまざまな種類の薬草を練り混んだものを、ロープのように結って患部に貼り付けます。その上を透明のビニールラップで覆い被せて、さらに濡れタオルを2枚重ねて置きます。そしてタオルにアルコールを染み込ませて、最後に火を点けるのです。
この治療方法を扱っているクリニックでは、ちゃんと訓練されたプロに施術をさせるようにしており、火が他所に燃え移らないよう、患者の近くで待機しているそうです。しかも水が満たされたバケツもすぐ横に置いてあると言うので、それなら万が一の時にも安心...ですよね?
この炎の熱さによって、ラップで密閉したハーブのエキスが肌に行き渡り、健康になれるというのでしょうね。実際炎は上の方が温度が高いので、燃えている根元は耐えられないほど超高温って感じでもないのでしょう。
とあるクリニックのウェブサイトによりますと、この治療で見込める効果はストレスの軽減だけにとどまらず、うつ病に下痢、消化不良にも効き目が有り、不妊治療にもなるのだそうです。
ただ、中国では若者にとっては驚きの治療法だそうで、ウェブサイトのThe Nanfangコメント欄には「お客様、お肉の焼き加減はいかがなされますか?」なーんて茶化した書き込みなどもされるようです。
[写真:anhuiquanjian, szwtshl, tupian, CSWomen]
男子一丝不挂体验"火烤活人" [Sina]
这就是传说中的"火烧人"??? [Neikeng]
Setting Yourself on Fire? [The Nanfang via Kotaku]
(岡本玄介)
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