ディスコやクラブが好きな若い方々、もしくはサタデーナイトなトラボルタに青春を捧げた先輩方にとっても、きっとお馴染みなミラーボール。
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これがブラ下がってゆっくり回転しているだけで、室内がまったく別の空間に演出されてしまうわけですが...もしも、もしもですよ? 宇宙に浮かぶお月様が、そのミラーボールだったとしたら、地球からどういう風に見えてしまうのでしょうか?
そんな斬新な妄想をCG化してしまった動画がありますので、ぜひともそのバカでかいスケールにおののいてみましょう。
デカーーーーーー!!
そして速い! ぜんぜんディスコ的なノリにはなれない! もう自分にぶつかるんじゃないかって位デカいです。
この動画では、実際の月との距離(38万4千キロメートル)ではちょっと遠いので、国際宇宙ステーションが飛んでいる、地上420キロメートル上空をミラーボールらしく自転しながら公転しているという前提で浮かんでいます。
さらには、重力やなんやらの影響を受けないという前提にして計算してみますと、大きいミラーで150キロメートル四方、小さくても100キロメートル四方、そして10キロメートルの厚みを持ったミラーが3012枚貼り付いた状態が、月と同じ表面積となるのだそうです。
実際の月と同じ直径の3474.8キロメートルのボールは、その中心が地表から2157.4キロメートルの所に在る計算になります。地上にいる人間からは、ミラーに写った地球が見えるようになるのですが、それでもかなりの距離があるので、自分の姿はミラーに写っているのかどうかすら判らないほどちーっちゃくなってしまうんです。
一応ミラーボールではなく1枚鏡も飛ばしてみせてくれていますが、円周を取り囲むストロボ・ライトは10キロメートルずつの位置に取り付けられているという、これまたアホみたいなデカさ。
YouTubeに在るYeti Dynamicsというチャンネルのニックさんが作ったというこの動画。もうただただ圧倒されてしまいましたね。フルスクリーンで観ると迫力が10倍くらい増しますので、ぜひともお試しください!
What would it look like from Earth if the Moon were a giant disco ball?[io9]
(岡本玄介)
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