私たちの足もとに小さな住人の暮らすもう1つの世界があったなら、その世界の人々の目には、私たちの捨てたゴミはどのように映っているのでしょうか?
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ロンドンの路上に捨てられた、タバコの吸い殻、マッチの燃えカス、噛み終えたガム。そんなありふれたゴミを、小さな働き者たちがクリーンアップする素敵なショートフィルムをご紹介します。
作品は各20秒ほどのショートショート・トリロジー。あっという間に観終わりますが、そのメッセージは印象的です。
吐き捨てられたガムをはがそうと必死なブルドーザー、燃えたマッチを回収するクレーントラック、そして、タバコの吸い殻をミサイルで狙撃する潜水艦。私たちの知らないところで小さな世界が広がっているとしたら素敵ですが、その世界の住人にとっても、ポイ捨てされているゴミは厄介な存在。
この作品を制作したのは、ロンドンを中心に活動するポストプロダクション「Rushes」のCGチーム。『Tiny Worlds(小さな世界)』は、視点を変えると世界は違って見えることにあらためて気付かせてくれると同時に、身近なゴミ問題を優しくうったえかけてきます。
こんな小さな住民たちと私たちの世界が接していたとしたら、ゴミ問題の見え方や取り組み方も少し違ってくるのかもしれませんね。
(キネコ)
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