『ホビット 竜に奪われた王国』に登場するスマウグは、俳優のベネディクト・カンバーバッチによって命を吹き込まれました。そのモーションキャプチャー収録風景を含む、スマウグ製作の動画をWETAデジタルが公開したとio9が伝えています。
「世界で最もセクシーな映画スター」1位に選ばれた男は、マーカーが付いた黒いスーツに身を包んで、這いつくばってドラゴンの動きをしていてもセクシーです。
それでは、以下から動画をご覧ください。ただ、動画には映画のシーンも含まれているのでネタバレ注意です。
【大きな画像や動画はこちら】
この動画にカンバーバッチはあまり登場しませんが、彼がどのようにスマウグに命を吹き込んだのかは分かります。ボディーモーションにしろ、フェイシャルにしろ、カンバーバッチの演技が元になっているので、こんなにも生き生きと自然なスマウグになっているのです。
スマウグは、ジョン・ハウのコンセプトを元にモデリングされています。ジャンボジェット2機分よりも大きなスマウグは、100年も生きているという設定なので、皮膚に傷をつけたり、所々鱗を剥がしたり、色を削ったりして年月を再現しているとのこと。鱗は100万枚あり、それぞれに違うというのだから、その作業量には驚くばかり。
また、目を効果的に見せる為に輝かせるようにしたり、炎を吐き出す一連の流れは、腹部から首、目の色を赤く光らせることで、炎が体内を移動しているのを印象づけて見せているそうです。
[via Gamma Squad via io9]
(中川真知子)
関連記事