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目ン玉に直接光を照射する「Oculus Rift」の対抗馬が資金募集を開始

2014/01/28 12:30 投稿

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Avengant Glyph ヘッドセット ディスプレイ


200万枚のマイクロ・ミラーが鮮明な映像をお届けします。

以前にご紹介しました、「ちょっと仕組みが恐い『Oculus Rift』の対抗馬『Virtual Retinal Display』」を憶えておいででしょうか? 

「Oculus Rift」とは違い、眼球に直接光を当てるという斬新なアプローチで造られるバーチャル・ヘッドセットは、あの時のプロトタイプから今ではシンプルにしてオシャレな外装が完成し、名前も『Avengant Glyph』(発音はアヴァガント・グリフ)と呼ばれるようになりました。

さらに、もっと資金を調達しようと「Kickstarter」で、この商品に期待を寄せる人々から、お金を募り始めたとのことです。これもひとえに、より多くの人に手頃に買える商品として製造するためなのだそうです。

完成しつつある『Avengant Glyph』のテクノロジーについての説明など、動画で公開していましたのでご紹介したいと思います。
 


【大きな画像や動画はこちら】

 


『Avengant Glyph』の見た目は、普通のヘッドフォンのようですが...いざ動画やゲームといったビジュアルコンテンツを楽しむ際は、頭の上にあったディスプレイを目の前に倒してトランスフォームさせるという機能が加わりました。

そして非常に特徴的なのが、200万枚のマイクロ・ミラーによる映像の投射。鮮やかでキメの細かい、そしてナチュラルなクオリティーの高画質が楽しめてしまうのです。しかも! パソコンやスマートフォンなど、繋げるハードウェアを選ばないというオールマイティーっぷり。

テレビなど様々なメディアで紹介されてきたこの商品、寄付金のゴールは25万ドルを目標にしており、只今この記事を執筆している時点では、締め切りまで27日を残し、すでに1245名から予定額の倍以上である60万1184ドルが集まっております。

さらに、この『Avengant Glyph』が「Oculus Rift」と違う点は、楽しめるのが映像だけではなく音も聴けるという所であり、一般ユーザーはこれ1台でテレビも映画もゲームも楽しめてしまうように設計されているのです。

となれば、いち早く製品化してもらって自分自身で試してみたくなるので、「寄付しちゃおうかな!」って気になりますよね。

ちなみに、こちらはブロンドのキュートなお姉さんが「グーグル・グラス」で登場し、『Avengant Glyph』やエプソンの「MOVERIO BT−200」なども試す様子が収められた映像です。



これを観ていると、これからのガジェットやホーム・エンターテイメントはモニターを無くし、どんどんウェアラブルなものに変わって行くんじゃないかって気がしてきますね。

はたしてこの業界で、最後まで生き残る製品はどれになるのでしょうか? その答えは、時代の移り変わりと共にジックリと見据えていくとしましょう。


People Really Want That Other Scary-Cool Virtual Reality Headset, Huh?[Kotaku]

岡本玄介

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