中性子ビームの照準が定まらないからしょうがない!
ホラー・コメディーの名作映画『ゴーストバスターズ』。おそらく男子が憧れる職業ナンバー3くらいではないかと思いますが...。もしも私たちが実際に就職できたとして、幽霊退治の巻き添えで損壊した物品をお金にすると、おいくら万円になるのかなんて、考えてみたことはありますでしょうか?
今回は被害額を検証してみたいと思います。まずは映画が公開された当時の1984年のレートで計算し、人命はお金に換算せず、そして各プライスを参考にしたのは、インターネットからとします。
そしてソロバンを弾いて導き出された金額は...? 動画とともに以下で発表です!
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かい摘んで見積もりをみてみますと、まず図書館で散らばった貸し出しカード類を整理するのに掛かる費用が267ドル、スライムでネチョネチョになった貸し出しカードの引き出し20個が178ドルというのもあれば、勝手に弾けて割れた12個パックの卵が1ドルなんていうのも入っています。
まぁこの辺はゴーストたちから受けたイタズラ程度の可愛い被害ですね。
ですが、Ghost Bustersの面々が、あれこれぶっ壊しまくったホテルの壁やドアが1094ドル、ホールのシャンデリアが5350ドル、高価なバーと酒類やアクセサリーがまた、1万7832ドルと高く付きます。
おっと、門の神と鍵の神が宿っていたゴシック調の石像は意外と安く、4458ドルで済みましたが...閉じ込めたゴーストたちを開放したがために、崩壊した元消防署全体が22万2896ドルと一気に被害額が増えていきます。
セントラル・パークを臨むペントハウスがまた更に高く、222万8959ドルとなっていますが、マシュマロマンが街中を歩いたためにクラッシュしたクルマの被害額は3566ドル程度で済んだりしていますね。しかしマシュマロマンが踏んづけて壊した教会は100万ドル超!
であるにも関わらず、ゴーザの神殿は小規模なためか若干お安く、44万5792ドル。でも映画がクライマックスに近づくに連れ、マシュマロマンやビルの上層階などがじゃんじゃん吹っ飛び、最後はデイナのヘアスタイルを直すのに27ドルを加えて出た総額が、めでたく1000万ドルをオーバーしてしまいました。
なおかつそれを現代の価格に換算し直してみると...? その被害総額は倍以上に膨れ上がり、ズバリ被害総額は23億5千786万8900円!
半分くらいはゴーストたちのせいですが、あとの半分はやっぱり幽霊退治のせいだったりします。チマチマと色々加算されていきましたが、ニューヨークの一等地に建つビル及びその周辺がダメージを喰らうと、これくらいの被害額になってしまうんですね。
でもこれ、『ゴーストバスターズ』1作目でこれだけのお値段ですけど、2作目は歩かせた自由の女神を元に戻すお金など、これまたトンでもない被害額になりそうです。
皆さんも、もしも幽霊退治をするならばたっぷりお金を貯めてからにするか、寺生まれのTさんにでもお願いしましょうね。
Ghostbusters - What's The Damage?[CinemaSins via Kotaku]
(岡本玄介)
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